とあるバラエティ番組を見ていて、
私にしては珍しく、
ぜひぜひ蓮キョでお願いしたいvvと思ってしまった。
どの番組かは最終話巻末に書きますねv

☆☆☆☆☆



『京子ア・ラ・カルト』




「京子を使った企画ですか?」


テレビ局からのオファーに椹は少し戸惑った。


BOX-Rが放送されて、今までの京子の仕事ぶり・・・

CMとかプロモとか未緒、ナツに加え、

先日のDARKMOONの打ち上げ時のドレスアップした姿まで

情報番組で注目女優として取り上げてもらったのだが、

そのプロデューサーから新番組のコーナーをまかせたいという話で。


ただ、漠然と京子を使った企画と言われても、返事に困ってしまう。
どういう方向性なのかくらい示してもらわないと・・・。


「LMEプロデュースという形でならOKだ。」


いきなり受話器を取り上げられ、勝手に返答をする社長に椹は唖然とした。
その間にさっさと社長は相手プロデューサーと話をまとめてしまう。

「じゃあ、一度企画書をもって打ち合わせを、ではそういうことで。」


「社長!困ります、内容も検討しないで返事をされては・・・。」
「大丈夫、企画は俺が考える。さてと、誰と誰を引きずりこむか・・・・?」
「引きずりこむって!?」
「まあ、まかせておけって。 悪いようにはしないから。」
笑いながら立ち去る社長の背中に椹は、つぶやいた。


「それが一番不安なんですが・・・。」