ひさびさに、SS書いてみました。

くだらないお話です。すみません。


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『叱られた理由』



「モー子さぁん、ちょっと待ってぇ~」

蓮と社の目の前に、制服姿のキョーコが降って来た。

「あんた、何やってんの!怪我でもしたらどうすんの!危ないでしょ!」

「大丈夫だって。これ、持っていってv 昨日借りた本と、私が作ったお菓子。」

「ありがと。でも、もうこんなことしないでよ! モー、あんなとこから飛び降りるなんて。本当にあんたってばひやひやさせるんだから!」

「うん。もうしないv いってらっしゃい、モー子さん♪」




ぷりぷり怒りながら立ち去る奏江と、ラブラブモード全開で見送るキョーコ。

そのキョーコの背中に極めて低い声がかけられた。

「最上さん?」

怨キョレーダーが反応してしまう。

怒ってるーー?




「つ、るがさん。こんにちは。」

「君は女の子なんだよ。あんなとこから飛び降りるなんて!言語道断!」

「すみません。たった今モー子さんにも怒られました。危険だからって。」

「あー、危険もそうなんだけど・・・」

社が言いにくそうに、声を発した。それから、そっと近づいて小声でたしなめる。

「キョーコちゃん、スカートなんだから。」

「ああ、大丈夫ですよ。中は見せパンはいてますから。ほら。」

「!?」

「たとえ、そうでも、女の子はそういうことをしない!!」

蓮のあまりの語気の強さに、びくついたキョーコは逃げ出した。

「し、失礼しました!もう二度といたしませ~ん!」

走り去るキョーコを見送りながら、蓮は大きな溜息をついた。

「まあ、今回は仕方ないな。キョーコちゃんが悪いんだから。もうちょっとキツイお説教でもよかったかもよ。」

周囲を見回し、一連のやり取りを見ていた者が誰もいないことを確認した社が蓮に声をかける。

蓮は、顔をそむけ、口元を押さえている。




「れ~んく~ん? 今、反芻中? 精神統一中? 好きな女の子のスカートの中だもんね。忘れられないよね?」

からかいの言葉に蓮の周囲の温度がすっと下がった。

「社さんはきれいさっぱり忘れてくれますよね?できないなら、俺手伝いますよ?」

「いえ、今すっかり忘れました。」

・・・怖い!忘れる手伝いって、何する気だ、蓮?

ほんと、キョーコちゃんって罪つくりだよー!!!

               FIN



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こういうことをして、先輩に怒られたのは私たちです。

男の先輩の目の前で、舞台によじ登って、たしなめられたんですが、

短パンはいてるから大丈夫です!って2,3人で思いっきりスカートめくって見せました。

高校入ったばっかで、色気もなんもない、考えたこともなかった時代の話ですー。

娘が同じようなことしてて、つい思い出して書いちゃいました。