キミには有って
ボクには無いモノ
ボクには有って
キミには無いモノ
ボクに足りないモノは
拘束の忍耐力、社交性、表情だ。
キミに足りないモノは
苦痛の忍耐力、記憶力、感情だ。
キミはとても社交性が有り
表情豊かで拘束の忍耐力に優れ
ボクに無いモノを全て持っている。
だからキミの周りに人が集まる。
だがキミは“怒り”という感情が、
ひどく欠落している。
痛みへの忍耐力、記憶力も乏しい。
だが第三者からキミを見るなら
“いつも笑顔の心優しい少年”で
ボクとはある意味真逆だ。
ボクは一度見た人の顔を忘れない。
感情、感受性豊かで
痛みへの忍耐力は
他者よりあると思っている。
だがボクはひどく内向的で
感情豊かだがそれを上手く表情、
言葉にする能力が乏しい。
時間の拘束をひどく嫌うボクは
キミが羨ましかったりする。
だからボクには人が寄り付かない。
ボクは第三者から
“いつも冷静で冷たい人間”と
いつも言われる。
いつも誤解を招くのだ。
ボクはトイレに行くのか、とか
ご飯を食べるのか、とか
汗をかくのか、とか訊かれるが
もはや人間だと思われていない。
本当はトイレも行くし
皆と同じご飯も食べるし
汗もかく。
むしろ誰よりもご飯を食べるし
誰よりも汗をかく。
ボクは汗かきで大食いだ。
笑わないから無愛想に見られ
弱音を吐かないから
何も感じない人間だと思われている。
本当はたくさん弱音を吐きたい。
でも弱音を吐くと
相手に心配をかけると思い、
弱音を吐けないのだ。
ただそれだけなのに
ボクはただ人間に嫌われる。