こんにちわ。今回は恋愛について歌った和歌を、紹介したいと思います!!
難波江の蘆のかりねのひとよゆゑ
みをつくしてや恋ひわたるべき
意味:短い、一夜かぎりのあなたとの恋
この身をつくしてあなたを恋し続けるのでしょうか。
かくとだにえやはいぶきのさしも草
さしも知らじな燃ゆる思ひを
意味:あなたのことがこんなに好きなのに言えない。
言えないから知らないでしょう私の燃えるような思いを
有明のつれなく見えし別れより
暁ばかり憂きものはなし
意味:あなたと別れた暁の空には有明の月がある。
それからというもの暁を見るたびに辛い
わびぬれば今はたおなじ難波なる
みをつくしてもあはむとぞ思ふ
意味:みんなに付き合っていることがばれたよ
こんなに悩むなら身を捨てたも同じ
どうなっても構わないあなたに会いたい
忘れじの行く末まではかたければ
今日をかぎりの命ともがな
意味:いつまでも忘れないというあなたの言葉が信じられないよ
どうせなら傷つく前にこの幸せな気持ちを胸に息絶えてしまいたい
夕されば蛍よりけに燃ゆれども
光見ねばや人のつれなき
意味:夕焼けに光る蛍。見てくれないからわからないのだろうか。
蛍の光よりもずっと燃えている私のあなたへの思いを。
筑波嶺の峰より落つる男女川
恋ぞつもりて淵となりぬる
意味:筑波嶺の峰から落ちる男女川のように初めはほのかなもの
に過ぎなかったのにいつの間にやら君を思う気持ちは
積もりに積もって淵のように深まったよ。
逢うことの絶えてしなくばなかなかに
人をも身をも恨みざらまし
意味:あなたに会うことがなければ、あなたの冷たさや、
あなたを好きになってしまった自分も恨むことはなかったのに
難波潟短き節のあしの間も
逢わでこの世を過ぐしてよとや
意味:難波にある短い節と節の間のように少しの間も
あなたに逢わないですごせというのか。
陸奥のしのぶもぢずり誰ゆえに
乱れ初めにし我ならなくに
意味:陸奥のしのぶもじずり模様のように、私の心は乱れてしまった。
いったい誰のせいでしょうかね。
有馬山猪名の笹原風吹けば
いでそよ人を忘れやはする
意味:有馬山の笹原に風が吹いて笹がそよそよと鳴るように
あなたからの連絡があれば私の心は高鳴る。
私があなたを忘れることなんてない。
いかにせん今ひとたびの逢うことを
夢にだに見てねざめずもがな
意味:この気持ちどうしたらいいの、もう一度でいいからあなたに逢いたい。
もし夢で逢えたならばそのまま目覚めなくていいよ。
はかなくて見えつる夢の面影を
いかに寝し夜とまたやしのばむ
意味:夢にあなたが出てきたよ。いったいどのように寝たら
夢であなたに逢えるのかな。次にあなたに夢で逢えるまで
昨夜の夢の面影を思い慕うことになるのかな