$La femme qui ne sait pas amour


シャーリズセロンって本当に可愛い。

あのプクッとしたほっぺがたまらないわ…


特にこの映画の彼女はとても好き。

役柄もあるんだろうけど、ペネロペがくすんでしまうくらい
シャーリズセロンが綺麗。

これは「マレーナ」と同テーマよね。


女1人が戦渦で生き抜く術。

もちろんこの生き方に賛同はできないけど
(賛同できないというか、できるもんならしたいわよ的な)
ひとつの生き様である事は間違いない。


「懸命に生きる」
という事は、本当に価値観によって人それぞれなのね。



因みにシャーリーズセロンは、最近スノーホワイトの魔女役をやってますね。


私的には・・・


白雪姫より100倍綺麗なんだから
そんな躍起にならないで…


って感じです。
$La femme qui ne sait pas amour


これはキツかったー

ミシェルファイファーの老いぶりにもショックだったけど
女には相当キツイ内容だわ


どんなに美しくても老いは来る
老いた姿がどんなに美しくても
若い男の目には年老いた女に映る

それが愛した女でも


まーシェリがバカってのもあるけど
彼は所謂純粋悪よね


愛人がいるから夫婦生活も安心して過ごせる
愛人は愛人でいなければ愛されない


若さは美しいが、美しいは若さではない。
のだけれど
「現実」というものからも目を反らしてはいけないと、教えられた映画だった


いつまでも現実に背を向けることなく
美しく、可愛いお婆ちゃんになりたいものだ



$La femme qui ne sait pas amour


間違いなく私のDVDコレクション棚の一番上に飾る作品。

原題は「let the right one in」

邦題の「ぼくのエリ」というタイトルにはかなり非難があるようだけど
現在のニュアンスを伝える日本語ってないかもね…。

私は「ぼくのエリ」って可愛くて好きだけどな。
内容とのギャップが更に恐怖を増す。



吸血鬼をテーマにした映画は
だいたい美しいし、悲しいし、切ないのが当たり前で
(退治もの以外だよ)
そうとう観てるし、そういう世界観は慣れているはずだったんだけど…

設定、人物、背景の何もかもが斬新なのに
きちんと吸血鬼のルールも守っていて
なおかつ想像を超える美しさとストーリーで
とにかく惹きこまれた

映像を観てなくても、BGMとしても楽しめる。


すでにオスカーの行く末も分かってしまうのがなんとも悲しい

でも、もしかしたらあのおじさんと同じ運命ではなく
違うミライが待ってるかもしれないね


あのおじさんとエリも恋に落ちたのかな
かつては恋の相手だった人にパパと呼ばれるのは本当に辛い。

オスカーはきっと美しい青年に成長するわよね
という事はきっとモテモテになるわよね
エリを捨てずにあのおじさんのように尽くすかしら


あのおじさんが本当に吸血鬼のパパだと思ってる人がいたけど
だったらバーで牛乳飲めないよ笑




「ぼくと付き合ってくれる?」


「無理だよ。女の子じゃないもん」


「そんなの関係ないよ」



関係ないんです。関係ないんです。
女の子じゃなかろうと、吸血鬼だろうと
若い恋には関係ないんです。

エリがオスカーのお母さんの洋服に着替える時
とても大事なシーンに日本版はモザイクが入ってしまっているのよね・・・
エリは本当に女の子じゃないという大切なシーンなのに。


恋の傷をまだ知らない心は本当に美しいわ






$La femme qui ne sait pas amour


やっぱりジュディデンチ大好きだ

そして可愛いおばあちゃんものは本当に好きだ


きっと将来の老いに対しての不安がそうさせるのかもね



本当に心は歳取らない。


いくつになっても女は女、男は男。


知恵や経験をいくら積んでも
恋心は衰えないもの



自分のあさはかさも理解しつつ
どうしようもない気持ち

自分の老いた姿を悔やむ気持ち


あんなに気持ちを揺らがした出来事が
まるでなかったように
元の生活に戻る老姉妹の姿を映すラスト


人生って本当におもしろい


どうしたの?
何があったの?
どうして死んでしまったの?
どうして死んでしまうの?
どうして2度と会えない事をしてしまうの?
もうみんなと話したくないの?
寂しかったの?
辛かったの?
なにがあったの?



なんて
考えてもしょうがない。



ほとんどの人が
生きる か 死ぬ かの選択権を持っていて


生きる を選択するというのは
毎年自動更新で自動的に契約が続行されてるようなものであって
確かに
生きる
という事がえらいという事ではない


私も 生きる を 選択しているけど
なぜ生きるのかと聞かれると
死ぬ 必要がないからだと
思う



死 を決めるのは
神様なんかじゃなく
出来事なんだよ


病気という出来事
事故という出来事
事件という出来事
老衰という出来事
自然という出来事
自殺という出来事


神様は優しくなんかもなく、意地悪なわけでもなく、
ただ
いないんだよ。


ただただ悔しく
ただただ悲しく



ほとんどの人が
毎日楽しいわけでもなく
辛い過去、
辛い事、
深い悩み、
深い傷、
やりたくない事、
来てほしくない日、
めんどくさい事、
バレたくない過去、
バレたくない真実、
行きたくない仕事、
会いたくない人、
孤独、
劣等感
コンプレックス、
将来の不安、
貧乏さ、
老後の不安、
人間として恥ずべき行為、
いけないと分かっていてもやってしまう事、
を抱えて生きてる。

「あの人はいいなー。幸せそうで」

そう見える人こそ、色んなものを背負ってたりする。


だからアニマルじゃなくて人間なんでしょ?






明日も、同じように辛い日だったかもしれないけど
もしかしたら、すごく嬉しくなる事があったかもしれないよ?

すごーくおもしろい映画に
出会えたかもしれないよ?

すごーく美味しい食べ物が
食べれたかもしれないよ?


バカだな本当に



$La femme qui ne sait pas amour

恋に落ちるタイミングって
一般的に
どのポイントが多いのかな


例えば全然恋愛対象外だった人でも
自分でも気づかないツボにはまれば
恋に落ちてしまうものなのかな



恋人がいるから他の人を好きになっちゃいけないとか
今の恋人が好きだから他の人は好きにならないとか
そうやって決めれる人って
すごいと思う



私は無理



付き合う付き合わないとか
そういう形式は別として
好きなものは好き


もちろん
奪ったりとかしないけどね



好きな人とは付き合わなきゃ気が済まないタイプではなく
ひっそりと
二人にしか分からないコンタクトが取れればいいタイプ


要するに恋に恋するタイプね



恋というものは
形がないほど楽しいと思う私は
よく恋愛的感情の欠落だと言われる



外見よりも性格よりも
才能のある人が好きで
その才能を自分だけのものにしたいと思ったら
それが私にとっての恋であって…



だから・・・



何か言いたいのかと言うと





クシャミをして
「お大事に」
って
言われたぐらいでは

恋心は戻らないって事なの




大切なことだけどね

$La femme qui ne sait pas amour


これはもう大好きな映画のひとつ

好きなセリフ・シーンはいっぱいあるんだけど


何が一番好き?
どこが一番好き?


って聞かれたらまず…



Vの仮面


かな



本当にこの仮面は美しくて
笑ってるようにも見えるし、怒ってるようにも見える
優しさに満ち溢れているようにも見えるし
全てを冷たく見透かしているようにも見える


この仮面は本当に素晴らしい芸術品だと思う



よくDVD特典映像とかを見ると
そんなとこにこだわってお金かけても
しょうがないんじゃないのかしら?
説明しなくちゃ分からないところって
要は自己満じゃなくて?って思ったりすることが多いんだけど…


これは見てる側が手に取るように分かるこだわりが素晴らしい



映画を観すぎて
「純粋な気持ちで観る」
という事を忘れがちな私なので
この手の映画は
「なんでこんなたくさんの仮面が買えるの?」
とか
「こんな爆弾一人で仕掛けられるの?」
などなど
屁理屈をこねまくってしまうところだけど

この映画は本当に素直な気持ちで最後まで楽しんだ



1回も顔が出ないVの役は
あのマトリックスの悪役ヒューゴだしね

ナタリーポートマンの演技も素晴らしい


演技って感じられないもの



あのバターのパンも真似して作ったなー






「君に恋をしたのだ。
あり得ない事だった」


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