こんな季節なのに
私の心の中には
しんしんと 雪が降っている
街の喧騒は 虫の鳴き声と同じで
なんの違和感もなく
ただ私の肩先をかすめる
透明な私の肩を
私はここにいるようで
ここにいない
ひとりだし
ひとりじゃない
でも
近づかない
もう遺跡となった
美しくおぞましい場所には
触れたいとは思わない
私には今がある
今を生きるのが私
過去を生きているのは
私の遺灰
それはあなたも同じ
少しづつ
儚い砂を零れ落としながら
削りとられ、なんらかの彫刻を刻むように
私は生きています
こんな季節なのに
私の心の中には
しんしんと 雪が降っている
街の喧騒は 虫の鳴き声と同じで
なんの違和感もなく
ただ私の肩先をかすめる
透明な私の肩を
私はここにいるようで
ここにいない
ひとりだし
ひとりじゃない
でも
近づかない
もう遺跡となった
美しくおぞましい場所には
触れたいとは思わない
私には今がある
今を生きるのが私
過去を生きているのは
私の遺灰
それはあなたも同じ
少しづつ
儚い砂を零れ落としながら
削りとられ、なんらかの彫刻を刻むように
私は生きています