朝ごはん。

ここに年齢を痛感するようになってきた。

昔は起き抜けに焼きそばだってステーキだって

いけちゃうぞ!というほどエネルギッシュであった。

が、今はどうか。

起き上がるまでにしばらく芋虫のようにくねくねし、

どうにか起き上がるが、

固形物なんぞとても受け付けるテンションではない。



まずは電子ケトルで湯を沸かし、ハーブティー。

イッタラのゴブレットで、ご満悦な

アタシに浸りたいからだ。

少しずつエンジンをかけていく。

自作イラストのマグカップでトマトジュースも温める。

トマトジュースはずっと飲めなかったが、

温めると良いと聞き、それならミネストローネと

思うことができる。

似たようなモノで、つわりの時、

コンビニの「おでん始めました」ののれんを見ただけで

ゲロったトラウマから、おでんが食べられなくなったが、

煮物と思えば美味しい。

ただ、我が家でおでんを作ることは一切無く

子供たちにはちょっと申し訳ない。



朝を愛す。というか、朝ごはんを愛す。

基本はパンが好きだ。

母手製のマーマレードを貰った日なんぞさらに。

そこに、前日の残り物や、大抵冷蔵庫には

何かしら蒸した野菜がいるので

それらをポツポツつまむ。

調子が出てくると、細切りキャベツの上に

ウインナーを置き、卵を落としてラップ。

レンジで1分ちょい。様子を見ながらさらに加熱。

ガリガリとレモン塩なんか振ってコーヒーも。

至福である。



白ごはんへ挑む体力が落ちてきて

なぜかおにぎりなら受け付けるため、

おにぎりと味噌汁へ進むパターンもある。

胃袋は活性化していき、

1日のうちで最も輝きを見せる気がする。

そして今日も戦えるのだ。るん♬



19時がセーラームーンオマージュであったため

7時もうさぎちゃんオマージュで。





私、こう見えて幼少期から

小学校卒業までクラスで1番背が高くて

中学も女子の中では1番後ろか、もしくは後ろから2番目で。

長女だし、誕生日も大抵クラスで1番早いから

いつもお姉さんの役割だったの。



何が言いたいかっていうとさ

私、物分かりが良いフリがとても上手なの。

実際良いのよ。ほんとに。

めちゃくちゃ物分かり良いの。

納豆…じゃないわ。納得、できちゃうの。



ずいぶん年上の人には

「年上が甘えるのが可愛い」なんてのたまったし

ずいぶん年下には「お姉さんが守る」なんてね。



疲れたわ。心底。

手放して初めて、そこに疲れていたことに

気づいたのよ。

だからね、次に出会える人がいたら、

多分、やっぱり物分かり良く存在してしまうとは思うの。



だけど、そのあとで、ちょっと膨れっ面で

「ほんとはそんなのやだもんねーだ!ぷんぷんっ」くらい言わせて欲しいの。



どっちも本音なのよ。

凄いでしょう?ハイブリッドよ。

そこを面白がって、可愛がってほしいの。



きっと、今までの人たちだって

受け入れてくれたとは思う。

ただ、私がそれを出せなかった。

それはもう、仕方のないことよ。そうやって

学んでいく。人生ってそういうもんよね。



ぼうや、あなたにそれが出来る?

私は出来ると信じているの。

大人びた瞳の奥に、まだまだ元気な少年を隠せない、そんな君の頭を優しく撫でながら

それでも私を子供にさせてちょうだい。



スナック霞楓。またのご来店

お待ちしておりますわ。



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夜明け前。5時07分。

薄暗い部屋、隣で眠る男の横顔。

鼻呼吸で上下する胸板を眺める。

時間が経った肌はさらりとしている。

 


空気は少し冷たくて、改めて布団にくるまった。

焦がれていたものが、いざ目の前にある

この、わずかな隙間風のような気持ちは何だろう。



男と寝る時、先に目が覚めるのはいつも私だ。

楽しさで溢れて、話が止まらなくて、

恋しくて愛しくて熱が上がっていく時間の方が

多い筈なのに、ふとこうした夜明けの一瞬は、

私の心の本質が何なのかを問われるよう。



男が起きて、この静けさのままホテルを後にし、

まだ夜が明けきらない人通りの無い道を、

「ちょっと寒いね」くらいの会話だけで歩く。

思い出したように、軽く手を繋ぐ。



朝勃ちに任せて1発おっ始めるような日が

あっても良いが、それはやや寝過ごした

晴れの家にしよう。


 


今日の空気に、同じ気分でいてくれる。

それを望んでいるのだろうか。

私1人が、男との他人である距離感に浸り、

引き摺られそうな瞬間に、静かに目を合わせて

隣をただ歩いてくれる男を。



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