~第27回 JAPAN X BOWL 初優勝か、4連覇か~ 試合の見どころ | アメフト交差点

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こんにちは。
記事を書き始める前にですね、以前日本テレビ系列「笑ってこらえて」でも紹介された女子のプロアメフト選手、鈴木弘子さんのオフィシャルブログが開設されましたのでリンクを記載しておきますね!
→ 
http://ameblo.jp/betty-suzuki79/

さて、いよいよ明日が甲子園ボウルで明後日がJXB(JAPAN X BOWL=社会人王座決定戦)となりました。
両ボウルゲームの勝者が日本一をかけたライスボウルへの切符を手にすることになります。
先日は甲子園ボウルの見どころ記事を主に選手紹介を中心として書かせていただきましたが(
http://ameblo.jp/roronohidekazu/entry-11727348993.html)、
今日はゲーム内容的な見どころを中心にJXBの魅力となりそうなところを書きたいと思います!


【Topics】
・対戦カード
・両チームの攻撃vs守備
・テレビ放送予定
・両チームHPへのリンク、特集記事へのリンク
・チケット情報

できるだけ簡潔かつ分かりやすい記事にして少しでも興味をもって生でもテレビでも観戦してもらえたらなと思います(´ω`*)


【対戦カード】

第27回社会人王座決定戦 JAPAN X BOWL の対戦カード

オービックシーガルズ vs 富士通フロンティアーズ

史上初の4連覇に挑むオービックと、初制覇を狙う富士通の対戦ということで、いずれが勝つにせよ新たな歴史が生まれる試合…!
12/16(月)、19:00キックオフ (東京ドームにて開催)
ハーフタイムショーは今年もしょこたんこと中川翔子さんとXリーグチアによる共演です!)


両チームの攻撃vs守備】
見どころはたくさんあるのですが、その中でもお互いの攻守の特徴やここはぜひおさえておきたい、というところを紹介しようと思います!

オービック パスオフェンス vs 富士通 プレッシャーディフェンス

昨年度シーズンまででJXB・ライスボウルを3連覇しているオービックシーガルズですが、その原動力となっているのが強力なパスオフェンス。
法政大学時代、チームを甲子園ボウルに3度出場(2005・2006年の2度優勝)まで導いていたQB(クォーターバック)#6菅原選手が2010年に加入するやいなやパッシング攻撃がより猛威をふるうチームに。
今季はもう一人のQB#15龍村選手と先発を分け合いながらも、2ndステージ以降はすべて先発していて相変わらずすさまじい攻撃を展開しています。
パスの投げ手も一流ながら、パスの受け手であるWR(ワイドレシーバー)陣も超一流。
NFL(米プロアメフトリーグ)アトランタ・ファルコンズのキャンプに呼ばれた経歴があることでも有名な、『日本人で一番NFLに近付いた男』#18木下典明選手はスピードが持ち味。
#85萩山選手は183cmの高さをいかしたキャッチが魅力。
勝負所でしっかり決めてくれるコーチ兼任のベテラン#83清水選手
得意のルート取りをいかして安定してフリーになれる#7池井選手
相変わらず非常に豪華な布陣となっております。

それに対するは富士通のプレッシャーディフェンス。
主将・DL(ディフェンスライン)の#13平井選手#47アンドリュー・セウマロ選手を中心にラインの選手だけでもしっかりとQBにプレッシャーをかけて投げ急がせることができますから、LB(ラインバッカ―)・DB(ディフェンスバック)といった二列目、三列目の選手たちが動きやすくなります。
しかしオービックの場合はOL(オフェンスライン)が強力なこともあってDLのプレッシャーだけではなかなか対処していきづらいと思うのです。
そこで鍵となるのは「ブリッツ」。
二列目以降の選手が思い切って前にあがって相手のプレーをつぶしに行く、ということですね。
パスシチュエーション以外の場面であっても常に菅原選手にプレッシャーを与えておかなければ前述の強力なレシーバー陣ですゆえカバーし続けることが難しい。
1本のパス成功が命取りとなります。
ですのでできるだけ富士通はブリッツもいれてくるのではないかと思います。
果たして富士通のプレッシャー守備の圧力が上回るのか、逆にオービックがそこを落ち着いて早いタイミングのパスを続けていけるのか(あるいはランプレーでリズムを作れるのか)、このあたりの攻防が楽しみです。



富士通 ランオフェンス vs オービック ディフェンス

富士通の攻撃陣の中でも最も層が厚いと思うのはRB(ランニングバック)。
#28進士選手は最近「週刊TURNOVER」でも紹介されましたが(
http://www.47news.jp/sports/turnover/column/matsumoto/138071.html、彼以外にも最近著しい活躍を見せている#20高野橋選手、本場アメリカ出身ランナー#29ジーノ・ゴードン選手とそれぞれ走路を見つけて着実にゲインできる選手がそろっています。
もっと言うと
#6神山選手#30金選手もいいランナーですし、ほんっとにここは層が厚すぎるぐらい厚い。(笑)
そのランオフェンスを支えているのがOL(オフェンスライン)。
特にですね、後半になってから力負けしないのが富士通OLでして時間消費のためにランをするぞ!っていうのが見え見えな場面でも相手を3ヤード4ヤード押し込んでいく力がある。

オービックの守備陣には#11ケビン・ジャクソン選手(通称”KJ”)#23バイロン・ビューティー・ジュニア選手(通常”BJ”)ら強固かつビックプレーを生み出すDL陣と主将・古庄選手を筆頭にハードなタックルで一発で仕留めるLB(ラインバッカー陣)がいます。
果たして富士通のOLとの対決でどちらが有意に動けるのか、ここのマッチアップが一番の楽しみです。
もちろんランだけではなく、富士通はQB陣#12平本選手/#18出原選手/#19吉田選手を巧みに入れ替えて攻撃してくるのでそれぞれの持ち味がどのようにいかせるのか楽しみ。

【テレビ放送予定】

NHK-BS1での生中継 があります!
<主音声>解説:アサヒビールシルバースターのOC(オフェンスコーディネーター)で元TBSアナウンサーの有馬隼人さん 実況:船岡久嗣アナ
<副音声>解説:大阪学院大学総監督の高野元秀さん 実況:筒井亮太郎アナ
※副音声は初心者の方向けに分かりやすく解説して下さいます。
高野さんはNFL(米プロフットボール)やお正月のライスボウルの解説等でもおなじみで、初心者の方に分かりやすくシンプルかつ楽しめる解説をして下さいますのでオススメですよ!


当日19時~中継が始まりますので是非ご覧ください☆
http://www1.nhk.or.jp/sports2/amefoot/index.html


後日12/22(日)には「スカイ・A」での録画放送もあります。
(21:30~23:30)
http://www.sky-a.co.jp/global/program.html?nn=AUT4dC6rqLm
スカイAのほうでは毎年ゲストとして現役の選手が出演なさるようで、そちらもお楽しみください!


【両チームHPへのリンク、特集記事へのリンク】
オービックシーガルズ公式HP>
http://www.seagulls.jp/

・富士通フロンティアーズ戦の見どころ・ご案内
http://www.seagulls.jp/news/2013/12/1216japan_x_bowl.html
・JXB必勝宣言集 
https://www.youtube.com/watch?v=X8JjnRvR5kc
・全勝同士の頂上決戦-JAPAN X BOWL記者発表会が行われました
http://www.seagulls.jp/news/2013/12/japan_x_bowl_5.html


富士通フロンティアーズ公式HP>
http://sports.jp.fujitsu.com/frontiers/

・Team Blog「JAPAN X BOWLに向けて」
http://f-frontiers.cocolog-nifty.com/
・「JAPAN X BOWL記者発表会」レポートhttp://sports.jp.fujitsu.com/cs/news/detail/131206006413/1.html


<『週刊TURNOVER』JXB関連記事>
「さあ、決戦!」日本社会人選手権 藤田、大橋両HCを直撃
http://www.47news.jp/sports/turnover/column/kozano/138023.html



【チケット情報】

JAPAN X BOWL特設サイトから前売り券の情報が提示されていますので、前売りでの購入の方が安くてオススメです!
http://www.xleague.com/jxb/ticket.html#ticket
※高校生以下無料!

◎第27回 JAPAN X BOWL特設サイト
http://www.xleague.com/jxb/index.html

JXB(JAPAN X BOWL)の前日、15(日)には甲子園で大学生決勝(甲子園ボウル)が行われ、こちらもNHK-BS1で13時~生中継がありますので是非ご覧ください。
甲子園ボウル勝利チームとJXB勝利チームが来年1/3にライスボウルで対戦、日本一が決まる、ということになりますので、社会人ファンの方も必見といえますので!

第68回甲子園ボウル公式HP
http://www.koshienbowl.jp/2013/index.php