かなり遅ばせながら、Xリーグ準決勝の２試合の試合結果や関連リンクのまとめ&対戦カードの決定のお知らせです。
激戦から１週間、そして激闘まであと１週間と１日となりまして、いよいよ大詰めです。
≪オービックシーガルズ ２１○ - 鹿島ディアーズ × １２≫
（試合動画・XリーグEASTのUST配信ページ→http://www.ustream.tv/recorded/41337302
Xリーグ公式HPスタッツ→http://www.xleague.com/result/result.php?url_id=I149）
オービック大橋HCも試合前からおっしゃっていましたが、まさに「粘り勝ち」したオービックの勝利となりました。
先発したQB（クォーターバック）＃６菅原選手も２INT（インターセプト）を鹿島守備に奪われるなど決してオービックに傾いた試合展開ではありませんでした。
しかしそういう中でもパスを主体にしたTD（タッチダウン）ドライブを演出するあたりは流石の一言。
鹿島ディアーズもいいプレーをたくさん見せてくれました。
第４Q最後のドライブでのいくつかの4th downギャンブルは熱かったですね。
守備陣も2ndステージの対IBMビックブルー戦、パナソニックインパルス戦では失点が多かったですがこの試合では２１失点と立て直してきましたし、一丸となって戦えたゲームだったと思います。
ほんとにどっちが勝ってもおかしくない試合でしたが、そういう試合でオービックシーガルズが勝ってしまうあたりはやはり勝負強さ、ゲームメイクの上手さと言えますかね。
この試合が鹿島ディアーズとしての最後のゲームとなりましたが、素晴らしい戦いぶりだったと思います。
最後の『鹿島！』コール、チアの挨拶、主将・丸田選手の挨拶、感慨深いですね。
僕自身アメフトを見始めたシーズンが２００９年シーズンでして、その年優勝したのが鹿島だったのでちょっと思い入れがあります。
鹿島ディアーズの皆さん、いつもExcitingな試合をありがとうございました。
来季からのLIXILディアーズでの新たなチーム作り、新たな歴史も楽しみにしています！
【関連リンク】
＜オービックシーガルズ公式HP＞
・試合後のオービック大橋HC談話 http://www.seagulls.jp/news/2013/12/post_146.html
・“ラストマッチ”を制す-鹿島戦スタンドレポhttp://www.seagulls.jp/blog/booster/2013/12/the_last_match.html
＜鹿島ディアーズ公式HP＞
・試合レポート&森HC、丸田主将コメントhttp://www.kajima.co.jp/deers/game/gamereport/20131201-seagulls.html#coach
※実業団チーム「鹿島ディアーズ」からクラブチーム「LIXILディアーズ」への移行についての詳細はまだ出ていませんが、また詳細が分かり次第Twitterやブログでお知らせします
≪富士通フロンティアーズ ２８○ - パナソニックインパルス １３×≫
（試合動画・XリーグWESTのUST配信ページ→http://www.ustream.tv/channel/nfawesta
Xリーグ公式HPスタッツ→http://www.xleague.com/result/result.php?url_id=I150
Xリーグ公式HP試合レポート→http://www.xleague.com/news/news_league/131201_west/）
富士通は後半のアジャスト（相手の戦術に対して立てる作戦の調整・選手の対応）が非常にいいですね。
2ndステージの対ノジマ相模原戦でも前半17-14から後半はファンブル等のミスはありつつも45-24、この試合では前半7-10で負けていたけれど今回は後半のミスもなく28-13。
コーチ陣含め「勝ち方が上手い」。
ゲーム内容としては、富士通はラン守備が素晴らしかったです。
オプション等含めランプレーは（QBスクランブル以外は）ほぼノーゲインにおさえてましたね。
それにパスラッシュもなかなかでした。
攻撃面では、シンプルなランやパスのプレーをたとえゲインがなくても続けて、勝負所ではこったプレーをしてそれを確実に点に繋げるということができていました。
第３QのWR（ワイドレシーバー）＃８１中村選手のリバースプレーでのTDなどほんとにこのあたりプレーの出しどころが巧みだと思いますね…！
そして後半リードした展開では得意のランプレーで時間消費。
終盤での疲れている相手守備に対しては非常に効果的ですね。
RB（ランニングバック）陣の層の厚さとOL（オフェンスライン）の終盤での安定感というものはすごいです。
対するパナソニックインパルスですが前半最後のドライブでエースQB＃８高田鉄男選手の負傷が非常に痛かったです。
後半も数プレーには出場しましたがやはり怪我の影響もありそれほど攻撃参加できませんでした。
日本代表QBでもある高田選手は、RBのランプレーがうまく出ない中持ち味の自身のランや強肩でのパスを活かして相手のパスラッシュをうまく処理していましたので怪我が無ければまた違った展開になっていたかも。
第２QのロンリーセンターからのパスでのTDプレーは一見の価値アリです！
（ロンリーセンターについてはアイシールド２１の２９巻でも登場していますが、ブログ「JETS狂の宴」さんでも紹介されているのでリンクを貼らせていただいておこうと思います↓
http://jets94.com/2008/07/167.html）
パナソニックの守備面では、よく止めてはいたものの少しこったプレーをされるとそれがことごとくいいゲインのつなげられていたような気がしますね。
シンプルなプレーに関してはいい守りでした。
終盤はランで時間消費をされながらも得点には結びつけさせなかったですし、いい働きだったと思います。
あとはターンオーバーを奪いたかったですね＞＜
しかし昨年まで2年連続2ndステージ敗退という中で今季はFinalステージの場に戻ってきましたし、来季にまた繋がっていくシーズンだったと思います。
来年、再来年が本当に勝負の年になってきそうな気がしますね。
いかに世代交代しながらチームの強さを維持できるか、楽しみです！
この試合は結果的に富士通の勝負所での巧さが光った試合になりました。
JAPAN X BOWLでは果たしてどういうプレーの組み立てで来るのか、終盤追いかける展開になった場合にはどういう形で点差を詰めていくのか、楽しみです。
【関連リンク】
＜富士通フロンティアーズ公式HP＞
・試合レポート http://sports.jp.fujitsu.com/cs/frontiers-game-report/report-special/20131201/1.html
＜パナソニックインパルス公式HP＞
・ゲームレポート http://panasonic.co.jp/es/go-go-impulse/game/report/2013/20131201/index.html
さあ、これで
第２７回社会人王座決定戦 JAPAN X BOWL の対戦カードは
オービックシーガルズ vs 富士通フロンティアーズ
に決定し、史上初の4連覇に挑むオービックと初制覇を狙う富士通のいずれが勝つにせよ新たな歴史が生まれる、いう試合になりました！
試合日程は
１２/１６（月）、１９：００キックオフ です！！
（東京ドームにて開催）
ハーフタイムショーは今年もしょこたんこと中川翔子さんとＸリーグチアによる共演です！
あと来場先着５０００名には抽選券が配られて豪華賞品が当たるそうなので早く現地入りすることをオススメします！
そして、遠方で、あるいは平日なので見に行けないという方にも嬉しい
ＮＨＫ－ＢＳ１での生中継があります！
＜主音声＞解説：アサヒビールシルバースターのＯＣ（オフェンスコーディネーター）で元ＴＢＳアナウンサーの有馬隼人さん 実況：船岡久嗣アナ
＜副音声＞解説：大阪学院大学総監督の高野元秀さん 実況：筒井亮太郎アナ
※副音声は初心者の方向けに分かりやすく解説して下さいます。
高野さんはＮＦＬ（米プロフットボール）やお正月のライスボウルの解説等でもおなじみで、初心者の方に分かりやすくシンプルかつ楽しめる解説をして下さいますのでオススメですよ！
当日１９時～中継が始まりますので是非ご覧ください☆
http://www1.nhk.or.jp/sports2/amefoot/index.html
◎チケットについては、オービックシーガルズファンの方やこれからオービックを応援してみようという方は１２/１２（木）まで４連覇参戦パックがオービック公式ＨＰで販売されていますので、そちらがオススメです！
→http://www.seagulls.jp/blog/booster/2013/12/v442000.html
一般の方や富士通ファンの方、富士通をこれから応援してみようという方もＪＡＰＡＮ Ｘ ＢＯＷＬ特設サイトから前売り券の情報が提示されていますので、前売りでの購入の方が安くてオススメです！
→http://www.xleague.com/jxb/ticket.html#ticket
※高校生以下無料！
◎第２７回 ＪＡＰＡＮ Ｘ ＢＯＷＬ特設サイト
http://www.xleague.com/jxb/index.html
ＪＸＢ（ＪＡＰＡＮ Ｘ ＢＯＷＬ）の前日、１５（日）には甲子園で大学生決勝（甲子園ボウル）が行われ、こちらもＮＨＫ－ＢＳ１で１３時～生中継がありますので是非ご覧ください。
甲子園ボウル勝利チームとＪＸＢ勝利チームが来年１/３にライスボウルで対戦、日本一が決まる、ということになりますので、社会人ファンの方も必見といえますので！
第６８回甲子園ボウル公式ＨＰ
http://www.koshienbowl.jp/2013/index.php