関西学院大学ファイターズvs関西大学カイザース プレビュー | アメフト交差点

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今日の立命vs京大はこの記事をあげたあとにすぐRTVさんのほうのアーカイブで見たいと思います、急いで書くぞー!!←

明日11/9(土)、長居第二陸上競技場にて15時~
関西学院大学ファイターズvs関西大学カイザースの試合が行われます。
(関大生の方と関大職員の方は証明書提示で入場無料だそうなので、是非!)

まずは王者関学オフェンス。
昨シーズンの主力QB畑選手やRB望月選手、TE金本選手らが抜けてさてどういった形でチームを作ってくるのかと思われましたが、さすが関学。
#28RB鷺野選手や#9梅本選手の活躍はそのままに、#11QB斉藤選手が非常に安定したクォーターバッキングを見せています。
鷺野選手は有馬隼人さん(アサヒビールシルバースターOC)がおっしゃっていたように器用な選手で関学攻撃陣の要となる選手なのでスター選手とよんでもいいと思うのですが、彼に頼りすぎない攻撃は十分できているといっていいでしょう。
高さのある梅本選手、パスルートのコースどりがうまい#15WR大園選手、昨年甲子園ボウルでも活躍した#88WR木戸選手など、多くの選手に投げ分けています。
相手の守備に的を絞らせないという意味で、関大戦でも同じような投げ分けができるかがポイントになるのではないでしょうか。
そしてパスをちらして鷺野選手への警戒が弱まったところでPAからのショベルパスや大外のランでTDを狙う。これが今年の関学はしっかりできていると思います。
ランニングバックには鷺野選手以外にも#2野々垣選手や#3飯田選手といった名手がそろっています。
前節京大戦の序盤に二人ともファンブルがありはしたものの、その後はターンオーバーをすることもなく堅実な走りを見せてくれました。
ローテーションしても決して力落ちしない。
この層のあつさが関学最大の武器だと思います。

そして守備陣。
DLが今年も強固な布陣。
関大OL相手にプレッシャーをかけ続けることができるか、ランプレーの時にコントロールされないでいれるかがポイントになってきますが、キャプテン池永選手を筆頭にこれまたローテーションしても力落ちしないメンバーがそろってます。
サックやファンブルフォースといった大きなプレーがでなかったとしても、プレッシャーをかけ続けることでDB陣がボールを奪うチャンスを増やせます。
そしてRunのロングゲインを許さないことでボールコントロールをさせない。
フットボールの基本を忠実に再現してくるのがこの守備。
LBには#1池田選手、DBには#14大森選手、#37鳥内選手といった中心選手が活躍する展開になれば、関学有利な状況は間違いないでしょう。

スペシャルチームではリターンゲームにはもちろん注目なのですが、FGなどキッキングが大きな意味をもってくる試合になるかもしれません。
#12K三輪選手は京大戦では3本FGをはずしてはしまいましたが、この試合では
FGが試合を左右する可能性もあるだけに、どうなるか注目。
キッカーはプレッシャーとの勝負なだけに大変ですね><

対するは
関西大学カイザース。
立命館相手に9点差の実力はだてじゃありませぬ。

攻撃陣ですが、#1前田選手は、RTVさんの紹介なんかでは登録ポジションがもはやOW(オフェンシブウェポン)。
彼のスピードをもってすればWRにセットしてDeepに走りこんだり、QBに入ってオプションをやったり、どんなプレーでも1段階進化するようなイメージになるといってもいいかもしれません。
2009年甲子園ボウル優勝メンバーに藤森選手というRBがいましたが(現在鹿島ディアーズ)、スピードが持ち味かつ器用な選手という意味では同じようなタイプといってもいいかもしれません。リターンゲームなんかでも注目です。
QBには#14岸村選手と#19石内選手といういい選手が2人がいるのですが、立命戦と同様に関学戦では岸村選手がスターターに入ると思われます。
立命戦では前半はシンプルなRunを続けましたが、第3Qからは積極的にPass&QBKeepで攻めていきました。
判断が良くKeepの時もうまく守備をかわす能力のある岸村選手ですので、いろんなプレーを着実にこなせる力があります。
関大攻撃としてはまず#2TE高木選手に要所でパスを決めるということをしっかりやっていきたいところでしょう。
関大は今季この高木選手をうまく使うことでリズムを作っているそうです。
ただそこは関学も承知の上。立命戦と同様にそううまくはいかないかも。
そこをどう切り崩していくのか、板井HCの戦略含め期待が高まります。
#7WR高崎選手にも注目です。
キャッチングも注目ですけれど、リターンゲームで彼は重要な役割を担います。
前節ではKRでロングゲインをしてFGのチャンスを生み出しました。
関学相手に同じことができるのか?楽しみです。

そして関大守備。
立命戦では少し遅めのランプレーやPassに対してしっかり反応していました。
スクリメージライン上でかなり思い切りのいい動きをしていたので、最近好調の関学QB斉藤選手にプレッシャーをかけれるかもしれません。
さらに関大守備のクレバーなところは、Passはとられてもいいからしっかりタックルする、という考えを徹底してきていたところです。
立命の頓花選手にはランアフターをうまくだされることもありましたが、それでも無理にパスカットにいってロングゲインをされるよりとらせてしとめる!を徹底していました。
関学は短いパスをねらうことも多いので、これがうまくできれば関大のペースに持ち込めるかもしれません。

板井HCは勝負所を分かっておられる方なので、
立命戦を見ていると
前半は無理なプレーをして点差を引き離されるんじゃなく、でないとわかっていてもシンプルなランやシンプルな守備をひいて無茶はしない、
そして後半第3Qからあたためていた複雑なプレーやブリッツをかけて一気に関大のペースに持ち込もうとする、そういった戦略が非常にうまいと思います。
果たして関学戦も同じようなパターンでくるのか?
関大のゲームマネジメントも楽しみ。
でも関学の鳥内監督以下コーチ陣がそれをさせないようにどういうやり方で対抗してくるのか、このあたりのチェスマッチも非常に楽しみです!

そして、この試合は読売テレビやCS放送で録画放送があります!
第6節/11月9日(土) 関西学院vs関西大学讀賣テレビ(関西地区) : 11月9日(土)26:45~28:10 (録画放送)日テレG+(CS) : 11月20日(水)23:00~25:30 / 11月26日(火)6:00~8:30 (録画放送)
RTVさんのほうでも後日動画の方をあげられるということなので、試合会場に来れない方や興味がある方はぜひご覧ください☆
さて、結局1時間ぐらいかかっちゃいましたので立命vs京大は明日見ることにします(笑)