牛のなみだ | Sweet Life

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アリゾナ州でハッピー菜食ライフ♪ ♥HAPPY VEGETARIAN/VEGAN LIFE♥ 

以下umechoco24さんのブログ  さっち~さんのブログ  ♡Sa.♡さんのブログ  から一部転送。

牛の目に涙が・・・

「いのちをいただく」

-----西日本新聞社より引用-----


食肉加工センターが坂本さんの職場。

毎日毎日たくさんの牛が殺される。

牛を殺すとき、牛と目が合う。

そのたび坂本さんは

「いつかこの仕事をやめよう」と思った。


ある日、牛を荷台に乗せた一台のトラックがきた。

しかし、いつまでも荷台から牛が降りてこない。

覗いてみると、10歳くらいの女の子が、

牛をさすりながら話している。

その声が聞こえてきた。


「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ……」


坂本さんは思った、

(見なきゃよかった…)


女の子のおじいちゃんが頭を下げて言った。

「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。

だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。

ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が過せんとです。

明日はよろしくお願いします…」 



(もうできん。もうこの仕事はやめる)

と思った、明日の仕事を休むと決めた。


家に帰って、そのことを小学生の息子に話した。

一緒にお風呂に入ったとき、息子は父親に言った。

「やっぱりお父さんがしてやってよ。

心の無か人がしたら牛が苦しむけん」

しかし、休むと会社に言ってあった。



翌日、学校に行く前に、息子はもう一度言った。

「お父さん、行かないといけないよ!」

心が揺れた。

しぶしぶ牛舎に入った。


坂本さんに、牛は角を下げて威嚇するポーズをとった。


「みいちゃん、ごめんよう。

みいちゃんが肉にならんとみんな困るけん。ごめんよう」

と言うと、牛は坂本さんに首をこすり付けてきた。


殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。


「じっとしとけよ、じっとしとけよ」

と言うと、牛は動かなくなった。


次の瞬間



みいちゃんの目から大きな涙がこぼれ落ちた。

牛の涙を坂本さんは初めて見た。




お釈迦さまは、動物を食べなかった。

だから、仏教を信じる国は、あまり肉を食べなかった。

仏教を信じる国は、あまり戦争をしない穏やかな国が多い。



          -----西日本新聞社より引用-----


Sweet Life in AZ


その他牛の涙の記事は他にもたくさんありました
http://pub.ne.jp/tonakaisan/?entry_id=1902806 ←その1つ


こちらに家畜の牛さんたちの動画があります。
 
現実を見てくれる方は→コチラから見れます