ろろんの避難所ぶろぐ -32ページ目

ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
やむを得ず写真削除となった日誌をこちらへ移動しています。



「よっしゃ!宝箱げっと!」




しばしばは宝箱を開け、中身を取り出します。




「しかしまぁ、こんな場所に飛ばされるとは。

  随分不思議な真似が出来る奴もいたもんだ」




しばしばは辺りを見渡し、周囲を歩き始めました。




「困ったな、出口がないか。動きやすい服に着替えて、

  時間が経つのでも待ってみるとするかね」











★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
































皆がため


例え我が身が


朽ちようと







語り継げしは

  
我が想いかな













































轟音と共に、巨体は橋の上に倒れ込み、大地を揺らしました。






「(お願い・・・。立たないで・・・)」





やがて魔物は動かなくなり、消滅しました。







「はあっはあっ、はあっはあっ・・・」







姫様は刀を納め、ミンの姿を確認しました。





「ミンちゃん・・・。もう、大丈夫、だからね・・・」






片足を引きずり、フラフラになりながら、

姫様はゆっくりとミンに近付きました。





そんな姫様の姿を見て、ミンはさらに泣いてしまいます。

























「あはは。私、ぼろぼろになっちゃった・・・。

  ご、ごめんね、ミンちゃん。嫌な事、思い出させちゃったよね。

  はあ・・・、はあっ・・・」



ミンは泣き続けます。



「・・・ほら、もう泣かないの・・・」



姫様はミンの涙を拭こうと、手を伸ばそうとしました。

しかし姫様は左腕を動かす事ができませんでした。








「あれ・・・。おかしいな・・・」







そう言うと、姫様はバランスを崩して倒れてしまいます。















「 ! 」






















「あはは・・・。私、倒れちゃった。

  空が明るんで来たね・・・ミンちゃん」






ミンは泣きながらも必死に、姫様に話しかけました。

しかし、言葉が出る事はありませんでした。





「・・・ミンちゃん、心配っ・・・して、くれるんだ。

  ありが・・・とね・・・」





姫様は目を閉じ、続けます。







「でもね、私・・・。今は私が、・・・ミンちゃんを

  守らないと、いけないの。ほ、・・・ほら、

  まだ右手、動くもん・・・」






そう言うと姫様は右手を上げ、振ってみせました。








「悪い人、来ても、・・・私、まだ・・・

  まだ、・・・戦えるよ」








ミンは姫様の右手を強く握りしめました。








「わあ・・・。ミンちゃんの、おてて・・・。

  あったかいなぁ・・・」







そう言うと姫様は、しゃべらなくなってしまいました。





「・・・!」






不安になったミンは、姫様を激しく揺さぶりました。








「あ・・・。ご、ごめんね、ミン・・・ちゃん。

  私、ちょっと、疲れちゃった・・・かも・・・。

  ちょっとだけ・・・、休ませ・・・て・・・」









そう言い終えると、姫様は動かなくなってしまいました。

















ミンは大声で泣きました。


助けて、誰か助けて、と、何度も口を動かしました。






・・・それでも、ミンの声は出ることはありませんでした。






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