全摘はしない。
抗がん剤治療はしない。
私の人生だ。
私の、わたしの愛おしい身体だ。
自分で決める。
45歳、シングル、子供いない。
今までの人生、
大好きで、大好きで、大好きで、
この人と結婚するんだ!と思った人がいた。
この人の子供が欲しい、と思った人がいた。
どちらも叶わなくて、
そう思った人は2人いたけど、どちらとも叶わなくて。
努力したのに子供ができない時期がつらかった。
不妊検査を“忘れてた”と行ってくれなかった元彼の言葉は忘れられない。
でもこの数年、子供のいない寂しさより
“子供ができないのは私が原因” と自己嫌悪していた時期の方がつらかったな、と実感。
あのまま結婚していたら、幸せだっただろうか。。。
「子供がすごく欲しい時期もあったけど、いないことも悪くない。」
そういう私に「強がるな」「まだ産めるよ!」と優しさから言ってくれる人がいる。
ねぇ、やめて、本当に嫌なの。
今回のことで『自分の家族が欲しい』と久しぶりに思った。
前から家族は欲しい。
結婚というか、プロポーズに、お互いが“かけがえのない存在”と思い合う関係に憧れている。
親や兄姉、生まれた時からいる家族とは別に、
自分が選んで、選ばれて、一緒になる家族。
今いたら、がんの告知も、手術の説明も一緒に行ったんだろうな。
でも残念なことに今いないので、だったら自分で何でも決める。
“プラトン”はまだ家族ではなく、プラトンでしかないから。
検査に行ってからこの4週間、メンタルが安定しない。
きっと全摘したら、抗がん剤治療をしたら、
私は“自分の好きな自分”のメンタルを保てない。
私は弱い。
1人では何も食べられないくらい弱い。
お酒を飲まないと眠れないくらい弱い。
一度泣いたら、そのまま落ちちゃうんじゃないかと、
誰の前でも泣いちゃうんじゃないかと思うほど弱い。
ノー天気キャラの、『底抜けに明るい』『バイタリティがある』
勝気な自分が好きだ。
私の人生、私が決める。