９月２０日（９日目）
今日はキリマンジャロ最終日！
ホロンボハットからマンダラハットを経て、ベースのマラングへ。
なんだか、懐かしさすら感じます（笑）
帰りはさすがに余裕があります。
雲海を毎日みて、雲の上にいるのが当たり前な
日々ともお別れです。
雲海なんて、８月富士山に登るまで見たこと・
行ったこともなかったのに、すっかり落ち着く、
というか、大好きな景色になりました！
だんだん、ジャングルの緑・みずみずしい景色に
なってきました。
つい最近、数日前通った道なんだけど、すっごい
前のようにも感じます。
上りでは足は筋肉痛にならなかったけど、やはり
苦手な下りは、疲労も蓄積してることもあり、
思いのほか辛かったです。
途中から靴に足があたり、痛くなってしまいました。
どうにかこうにか、５時間ちょっと歩いて、無事に
下山できました！
チーフガイド・ジェームズ。
サブガイド・ブラウン。
四人のポーター。それにコック。の計７人！
本当に、本当に、感謝です！！！
素晴らしい仕事をしてくれました！
本当にありがたく、仕事っぷりがよかったので、
チップをちょっと多めにあげたら、帰りしな
握手をしながら、いつもは控えめな男・
ジェームズが満面の笑みで「メニーメニーサンクス！」
といってました（笑）
とはいえ、物価が違うから仕方ないというか
適切な価格なんだろうけど、本当はもっとチップを
あげたい！と思ってしまいます。
これだけのキツイ仕事だから。
こうして、長いようなあっという間のような６日間の
私のキリマンジャロ登山が終わりました。
なによりも無事、ケガもなく戻ってこれたことに感謝、
ですが、やっぱりウフルピークに行かれなかったこと、
行かないジャッジをしたことは、今の今でもどうだったの
だろう・・・と考えてしまいます。
しつこいよね・・・（苦笑）
あのとき、精一杯がんばって、その結果だったんだから、
と思いたいし、実際そうなんだから、受け入れるしかないん
だけど・・・
下山直後は、「また登りたい？ウフルピーク目指したい？」と
聞かれ「もうイナフ！もういいや！」といってたので
すが、たぶんあの辛さの記憶が日に日に薄れていくと、
やっぱりまた挑戦したいかも・・・という思いにもなります。
しかも、永久氷河はあと２０年でなくなってしまう、となると
なおさらこの目で見たい！とも思ってしまいます。
しかし、挑戦するなら、きちんとした事前準備をして、心肺機能を
鍛える、というのが前提でしょう。
そうじゃないと結果はまた同じだと思うから。
とはいえ、あまりに時間とお金がかかるので、だれか
スポンサーがいて旅費を出してくれて、事前準備がバッチリできる
のなら、行ってもいいかな、と（笑）
でも、ここまで思い出に残る、心にも記憶にも、身体にも
思い出が染み込む旅行は初めてだと思う。
最初、キリマンジャロに登らない？と言われたときは
「バッカじゃない！」と一蹴したけれど、登って、本当に
良かった！と思います。
本当に忘れられない、最高の旅行になりました！
ぜひぜひおススメです！
といっても、行きたい！と思う人には、ですが（笑）
ひきつづき、サファリ旅行編へとつづく・・・