東方外来人三期5話「月獅子の長寿の理由」
霊夢達を連れて遠星村に行った新助は、行った次の日に家の一階にある定食屋にいた。
店の中はカウンター席だけで、十人座れるようになっている。
時間は三時くらい、お客さんが来る時間帯は過ぎていたので、仕込みをしてお客さんが来るのを待っていた。
「はぁ~、昼はそこそこ来たのにこの時間帯は全く人来ないな」
新助がそう独り言を言っていると、入口の扉が開いた。
ガラガラガラ…
「おぉ、いらっしゃ…なんだ、魔理沙と早苗か
何のようだ、入れよ」
「なぁ新助、聞きたいことがあるんだ」
「聞きたいこと?」
そう言うと、魔理沙と早苗はカウンターの席に座ると、早苗がこう聞いてきた。
「新助さん、何で冥鬼さんと冥神さんは…、と言うより遠星村の皆さんは長寿なのですか?」
「…、何で俺に聞くんだ?」
「新助は知ってるんだろ、月獅子があそこまで長寿ではなく私達と同じほどの生命力しか無いことを」
「…、霊夢か」
「はい、霊夢さんも連れてこようとしたのですが、お留守のようで…」
一方その頃、霊夢は遠星村の冥鬼と冥神のいる研究所に来ていた。
研究所にある図書室に冥鬼と冥神がいた。
そこに霊夢が声をかける。
「冥鬼さん」
「霊夢殿ではありませんか、どうかなされましたか?」
「実は冥鬼さんと冥神さんに聞きたいことが」
「?」
戻って新助のところにいる魔理沙と早苗の所では、新助が冥鬼と冥神の長寿の理由を話そうとしていた。
「お前らは、『蓬莱の薬』を知ってるか?」
「…!!
蓬莱の薬だって!!」
「それって、輝夜さん達が飲んだ不死身になれる薬ですよね」
「でも、その蓬莱の薬とはどういう関係なんだ
教えてほしいぜ」
場所は霊夢の方へ戻り、冥鬼が理由を話していました。
「なるほど…、蓬莱の薬ねぇ~」
「当時、私と冥神が四十を越えていたときに月の頭脳と言われた『八意 永琳』殿が作った蓬莱の薬の研究をしていました」
ここからは、語り部がご紹介致します。
冥鬼と冥神が四十を越えていたときに起こった大きな事件、それが八意 永琳殿が起こした輝夜姫との月の逃亡でした。
輝夜姫があやまって不死身になる薬、蓬莱の薬を飲んでしまったせいで不死身となり、自らもその薬を飲んで不死身となった。
私達はその薬の原料を探してそれを見つけ、研究に没頭した…が、しかし…
ドカーーーーン!!!!!
研究中に起きた大爆発により蓬莱の薬の粉が月獅子の領土全域に広がり、当時生きてた月獅子全員が『半不死身』となったのだ。
その話を聞いた霊夢は疑問を覚える…。
「ねぇ冥鬼さん、『半不死身』って…なに?」
「半不死身は病気にはかからずあることをしない限り生き続けることです」
「あること?」
「はい、そのあること…それは-----」
場所は戻って新助の定食屋。
こっちでも同じところを話していた、そして新助からそのあることが言われた。
「なぁ新助、あることってなんだぜ?」
「早苗、刃物で人の心臓を刺すと同ならる?」
「えっ…、勿論死にま…あ!!」
そう…冥鬼の言ったあることは、刃物で刺されたり鈍器の様な物で辺りどころが悪いと死んでしまうと言うことだ。
しかし、悪さをしない月獅子は殺人などは起こらず、あったとしたら工事中に起こった事故などで亡くなる人が出るような感じだった。
その話が終わると霊夢は神社へ戻り、魔理沙と早苗はそのまま夕飯を済ませた。
霊夢が帰って暫くしたとき、遠星研究所にある客人が訪れる…。
それに気づいた冥鬼が一言。
「珍しいですね、ここに立ち寄るなんて…」
「八意 永琳殿」
東方外来人三期5話…完
作者…Mr.スマイル
原作…ZUN