今回のトム・クルーズ主演のやつで『ミイラ再生』って3回目のリメイクなんですね。

 

2回目のリメイクの『ハムナプトラ』が面白かったので、これ以上は蛇足な気もしますけれど、最近ヒット作がまるでない気がするユニバーサルが本気出してかつてのモンスター映画のリメイクする「ダーク・ユニバースプロジェクト第一弾」っていうんだから、見に行かないわけにはいきません。

 

ユニバのホラーリメイクって何回目だよっていう気もあってかなり不安ではあったのですが。

 

で、お話ですが……最初の『ミイラ再生』のホラーの雰囲気を残しつつ、ハムナプトラのインディージョーンズ路線を足した映画だと、予告編の段階では思っていたんです。

 

「ダーク・ユニバースプロジェクト」ってそういうことかい!

 

僕の理解が足りなかったです。ようはこれから、マーベル・ユニバースのように、ユニバのモンスター映画の世界をつなげていくんですね。

 

今作は『ミイラ再生』と『ジキル博士とハイド氏』の世界をつなげるための実験作でした。

 

そして、その要素がまあ、噛み合ない!ミイラの話が大変なときにハイド氏が出てきてしまったり、ハイド氏の所属するらしく謎の組織がうんたらかんたらって話がはじまってもすぐにミイラとどんぱちしたり。

 

いやあ、忙しい映画でした。

 

面白いか面白くないかでいったら、ぶっちゃけ全然面白くないんですけれど、ただあえてストーリーを適当にしたことによってアクションシーンがとにかくカッコいいので、アクション映画見たい人には割と評価高いんじゃないかなと思います。

 

ただ、僕みたいにホラー映画見に行った人にとっては金かえせレベルの作品でした。でもたぶんBD買うなこれ。ながら見とかには最高の作品だよ。