自分のブログを見返して、
記事を、かなり整理した。

言ってる事は、
いま読んでも、間違ってはいないけど、
今の方が、上手に説明できる。 

ただし、
あの頃は、開店から夜まで対戦していて、夜中に反省しながら、ブログ書いて、朝一スーパー銭湯で編集して、また開店から練習して、
夕方から閉店まで対戦。パワーがもの凄い。


一通りの完成してから、
最初のブログを書き出してはいるから、

そこまで力の差はなくても、
それでも今の方が、レバースキルも、ムーブの数も質も、戦略の深さも、様々な対応力も上だけど、

あの頃、書いていた自分のパワーには、いまの自分が、読んで圧倒されちまう、勝てないなあ。



あの頃は、
勝ち負けと成長、コンボ以外の詰め方、人読み外したキャラ対策の詰め方、コミュニティの作り方、など、
形にない概念を、説明しようとしてるから、

形ない概念を説明するためには、

ものすごいパワーが必要だったんだ。



いまは、
そこまで説明しなくても、

語りたいテーマだけで説明つく。

土は耕された後、だから。



ただ、いまから考えてみると、

コミュニティで、
ダントツで、最年長だから、
対戦会を主催する事になるのも、

一番良い師匠が、
たまたま、あのタイミングで、
ロビンを、使ってくれていて、
教えてもらえたのも、

eスポーツという時代の波に、
たまたま当たるのも、

たまたま最初から、
たくさんの対戦相手がいて、
対戦に困らない時期にはじめた、

のも、

今考えてみたら、 
恵まれていたのかもしれない。



また、もしも、
ロビンのキャラが、持つコンセプトが、

周りより、
不器用な自分に向いたコンセプトに、

作られていなかったら、

原作愛は、いくらあっても、
ここまで、このキャラをやらないだろうし、


はじめから、
ガンガン攻めて戦えるコンボキャラだったら、
ここまで39キャラ対策を、
考える必然性も、
そもそも、なかったかもしれない。


また、
最初から周りが、
すでに自分より格上だったから、

将軍やフェニやマウンテンや、
全キャラの攻撃を、受けの強いロビンマスクで、
反撃するしか、

勝つためには、
私には、そもそもスタート時の選択肢には、
なかったというのも、

いま振り返ってみたら、
考えて戦うスタイルのための、
必然だったのかもしれない。



最初タイムアタックで、
ただ、なんとなく遊んでいて、
毎日デモで、名前が出るから、

元々は、それに恥じないように、
対戦して、勝つため、
毎日練習してきたわけだし、

原作愛が、あるから、
原作知らないような世代の連中には、
意地でも、負けられなかった。

それも、今から考えると、
プラスに働いたかもしれない。



あとは、
周りが、器用なオールラウンダーの、 
文字知識が、大好きなコンボ大好き人間、
ばかりだったから、

そもそもそこまで、
強いコンボがないキャラで、

触る段階、触られる段階、で、

対策して勝つ事を、考えなければ、
ならなかったのも、
今考えると、必要な条件だった。


また、
たまたまあの時期、
仕事辞めて、時間はあったし、
たまたまスポーツカー処分したりして、
お金があったし、
たまたまゲーセンが近くだったし、
たまたまMGP2あったし、 
それに、
ツイッターやyoutubeやブログが、
あった時代背景なのも、大きい。


あと、
大きかったのは、2年前の2月には、

大きい病気して、
約一か月入院して、人生終わるかも、

って、思った時があって、
当然ツイッターも、一か月以上休んで
3月から再開したんだけど。



たまたま、
その入院直前にした試合、が、
ライバルの阿修羅の人との、

5対5の試合、だったんだが、

それには、私は、先鋒ロビン、大将はスグル、
で、戦っていて、

で、試合は、
5対4で、勝ったんだけど、 

ロビンマスクの、
内容には、あまりにも納得いかなかったから、

このままでは、
絶対に死ねない、と考えて、

病院で、ロビンマスクを、
一から、練っていたんだよね。 


先鋒ロビンマスクだけで、
5人抜き、しなきゃダメだろう、
と、一から練りに練った。


もし、先鋒ロビンマスクでなく、
大将ロビンマスクで、
団体戦自体の勝利に満足していて、

あのまま、
満足したまま、

死んでいたら、

もちろん、
今、筐体の前に いないのは、
当然なんだけど、



あの時に、
どうがんばっても、
入院中は、
筐体を触る事はできないから、

一か月の入院生活で、
考えに考えて、
このゲームの本質、が、
かなり、深まったんだよね。



そして、
いつ命がなくなっても、
後悔をしないために、
毎日、何時間でも、
妥協せずに練習する、と、決意した事、

と、

命を失う恐怖、と、比べたら、
たかが、命とられない
ゲームでの対戦、
なんかは、
なんにも恐怖はなくなって、 

様々な局面で、
思いきったカードを、
バンバンきれるように変わった事、

その二つがプレーヤーの成長、
にとっては、大きかった。



実際、
そこから、五分五分だった、
ライバルに、急に、負けなくなった。

(2015年に、総当たりリーグ戦を
スタートして、
私は、初戦で黒星からのスタート。

2016年2月に、私長期入院して、大会は中断。

入院中に、考えに考えて、
ゲームの本質、をつかみ、

2016年4月後半に、
決勝ラウンド開催
プレーオフ開催

そこからは、
それまで五分だったライバルにも、
五分以上やられていたライバルにも、

全勝して、逆転で優勝させていただいた。

そこから36回、防衛して。
その入院中に伸びた部分を、
書いておくため、にも、
6月から、ブログをスタートした。)



いまから思えば、

あの一か月の体験は、
自分には、絶対に必要だったし、
 
それ以外も、全てそうだね。

もし、何か、一つ欠けていたら、
未来は、全く変わっていたわけだ。



時代や環境、その人が背負う心情や背景、
や、出会うタイミング、

いろんな偶然が、 
自分にさえ、想像できない現実をも、
つくっていくものだから、

世の中ってものは、不思議だ。



いや、たぶん、
自分が、知らなかっただけで、

ある意味、
計算されていて、
我々には見えない、

必然だけが、
重なっているのだろうね。



ただ、思うのは、

この時代に、
ロビンマスクというキャラを、

旗頭に、
土を耕すまでが、

私の天命、
だった、と思う。




ここからは、

eスポーツの全盛の時代になる。
世の中が大きく変わる。



ゆでたまご先生に、
来ていただけるような、
大会を開いたりする、という、


最終最後の、
土を耕す、大仕事、
が残っていて、


それが、
私にとっては、

プレーヤーとしての
挑戦 以上に、
最大の挑戦、になる。



新しい世代から、
真のスーパースターが

生まれるような、
時代へのアシストをしていきたい。


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