数年前位からよくお客さんに、「ノンシリコンシャンプーはいいの?』・・・とよく質問されます。
そこで今日は分かりやすくQ&A方式で、美容ディーラーに伺ったお話や美容著書、ネット情報などをまとめたシャンプーについてのお話を書いてみたいと思います。
Q:そもそも、ノンシリコンシャンプーって何でしょう
A:シリコンが入っていないシャンプーです。シャンプー容器の裏の成分一覧に、ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンという言葉がつく成分が入っているシャンプーは、すべてシリコンシャンプーです。
Q:シリコンって、美容整形などで使われるようなものなの……
A:美容整形で使用するシリコンとは違います! シリコンは作られ方によってオイルのように使われたり、ゴムのように使われたりと、様々な用途に使われています。シャンプーに入っているシリコンは、化粧品にもよく使われているタイプのシリコンで、髪を洗うときに指通りを良くするものなのです。
Q:シャンプーなのに指通り? トリートメントではなくて
A:、シリコンはコーティング剤の一種ですから髪に皮膜を作るという性質があります。そこを指摘して、「シャンプーは汚れを落とすのが一番大切な役割なのに、コーティング剤を入れたら頭皮や髪に良くないよね」という発想で、今「ノンシリコンシャンプー」が注目されています。
Q:なぜそもそもコーティング剤をシャンプーに入れているの
A:それは、洗浄成分に理由があります。洗浄成分には、高級アルコール系、石けん系、アミノ酸系、ベタイン系など、さまざまな種類があり、それらの洗浄成分を用途により、組み合わせて使用します。そのなかでも、高級アルコール系のラウレス硫酸という洗浄成分が、少量でもよく泡立ち、とにかく安価なので、低価格のシャンプーにはたくさんの量が配合されます。
理科の実験で使ったような「硫酸」をかぶるのとは違うので安心してください。しかし、「硫酸」とつくだけあって洗浄力が強く、髪や頭皮の汚れは落ちるけれど、洗っているときに指が髪に絡んだり、洗った後もギシギシして使用感が悪かったり、という問題が起こります。そこで、シリコンを入れることが多いのです。
Q:、シリコンを入れて指通りをよくしているわけですね。でも、化粧品にも使われているなら、シリコンはそれほど体に悪いものではないんじゃないですか
A:その通りです。シリコンは、実は安全性はとても高いのです。しかし、シリコンは、今、とても悪いもののような扱いをされています。
Q:よく「シリコンが頭皮にはりついて毛穴が詰まる」とか「頭皮に悪影響」とかと聞きます。それで抜け毛が増えるの
A:「シリコンシャンプーによって毛穴が詰まる」、「頭皮に悪影響がある」というのは嘘だと考えています。シャンプーは、基本的には洗い流すものですし、頭皮もターンオーバー(表皮の新陳代謝のこと)ではがれていくものです。
また、髪の毛は0.3~0.5ミリずつ毎日少しずつ伸びていくものですので、万が一毛穴に詰まったとしても髪の毛と一緒に押し出されますし、毛穴からは皮脂も分泌されるので、皮脂と一緒に毛穴に詰まったシリコンも排出されます。
Q:シリコンはまったく悪いものではないのですか
A:悪いものかどうかは、その人によると思いますが、少なくともシャンプーには必要ないと思います。
少しシャンプーの値段は高くなりますが、アミノ酸系やベタイン系などのマイルドな洗浄成分を中心にうまく組み合われば、十分洗浄力があり、指通りの良いシャンプーも作れるからです。現に、サロンで販売しているプロ用のシャンプーにシリコンはほとんど入っていないのです。
Q:トリートメントに関しては、入っていたほうが良いということですか
A:トリートメントにシリコンが入っているものを使った方がいいかは、その人の髪質によります。
Q:シリコンは髪にどんな影響を与えるのですか
A:シリコンは髪の毛に皮膜を作るので、ツヤが出て、サラサラとした指通りになり、髪が皮膜で少し重くなる分、落ち着くという効果があります。それに、その皮膜によってパーマ液やカラー剤が少しだけ浸透しにくくなります。
Q:カラー剤やパーマ液が多少浸透しにくくても、髪の落ち着きと、ツヤとかサラサラした指通りにしたいという人は、シリコン入りのトリートメントが良いということですか
A:そうです。逆に、髪の毛が細くてボリュームを出したい人には、シリコンが入っていないトリートメントのほうがおすすめです。シリコンの皮膜がなくなるので、髪が軽くなり、根元からふわっと立ち上がってボリュームが出ます。
実は今、世の中に出回っている「ノンシリコンシャンプー」をうたった商品には、「シャンプーはノンシリコン、でもトリートメントはシリコンがたっぷり」といったものが驚くほど多いのです。
シャンプーやトリートメントの裏の成分表示は、使用している成分をすべて書かなくてはいけないということになっています。ですので、裏の成分表示にジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シランというものがつく成分が含まれないものは、シリコンを使っていない商品だとわかります。
注意点
ノンシリコンシャンプーをうたいながら、トリートメントにシリコンがたっぷり入っている商品があるので注意です!
シリコンが入っている商品は、容器の裏の成分一覧に、ジメチコン、シクロメチコン、シロキ、シリカ、メチコンという言葉がつく成分を使用しています
シリコンのせいで「頭皮に悪影響、毛穴が詰まる」は実はウソ
シャンプーにシリコンは必要ない
シリコンのコーティングでツヤを出し、サラサラとした指通りにし、髪を落ち着かせたい人はシリコン入りのトリートメント、髪の毛が細くて根元からボリュームを出したい人はノンシリコンのトリートメントと使い分ける方が良い
ノンシリコンのものをお使い方は、「シャンプーはノンシリコン、でもトリートメントはシリコンがたっぷり」の商品に騙されないようにしましょうね(*^ー^)ノ