アウトプットの重要性
高校物理で公式の導出は同じくらい重要です。
毎年受験生と接していてモッタイナイと感じる事は、未定着の原因がアウトプット型の勉強の不足にある点です。
最近の生徒さんは授業もそこそこ聞いて真面目に覚えようとしたり、問題集を解いて復習するところまでは
いいのですが、その後頭から引き出すときにどこにしまってあるかわからなくなったり、時間がかかって使い
ものにならない面があります。
これは一方的に一人の先生が多数の生徒に教えて理解させる学校や塾のシステムに限界があるからと考えます。
下の図は《オームの法則》や《ジュールの法則》の説明となるいわゆる【金属電子論】を書いたものです。
エアー授業
休み時間や放課後の教室またはブースでエアー授業を行うのはどうでしょう。(学校や塾の先生の許可を得て)
自分でまずこの【金属電子論】のストーリーを必死で覚えて、黒板やホワイトボードが空いてる時に
教師役と生徒役に分かれ、自分が詰まったところ、相手が理解できなかったところなど伝え合うのです。
全然うまくいかなくても構いません。その強烈なエピソードがあなたの記憶に残ります!
黒板が空いてなくて無理な時は、紙に書いて友達に教えるだけでもアウトプットはできます。
何で伝わらんかったんやろ、ここダレてくるからボケてみたらどうかとか、ここウケて気持ち
良かったなとか試行錯誤することでインプットした内容がいきいきと命を宿していきます。
今年から受験生の新高3生はエアー金属電子論から始めてライバルに大差をつけていきましょう!