綾辻行人の『囁きシリーズ』の3作目

『黄昏の囁き』です!



黄昏の囁き (講談社文庫)
綾辻 行人
講談社
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内容(「BOOK」データベースより)
兄急死の報に帰郷した医学生翔二は、元予備校講師占部の協力で、“事故”の真相を追い始めた。「ね、遊んでよ」謎の“囁き”に異常に怯える兄の幼馴染みたち。やがて一人また一人と殺人鬼の魔の手が伸びるなか、彼の脳裏に幼き日の恐るべき記憶が甦る。異色の長編推理“囁き”シリーズ第三弾!待望の登場。



















う~~~ん、読んだのがこれを書いている3日前なんですが






全っ然、記憶に残ってません!!



というわけでペラペラめくってみますが・・・。






・・・う~~ん、



って感じですね(笑)。



あらすじもなんだか書きにくいですねぇ。



まぁ『囁きシリーズ』のいつもの通りの連続殺人ものですよ(笑)。





なんだかすごい偶然が働いてるなぁ・・・



色んなところで関係者たちの知られざる関係が判明するなぁ・・・



この〇〇さんとかすごいぶっ飛んでるなぁ・・・



ってかこんな真相あるかぁ???




とか・・・



なんか後味も悪いし、それに加えてなぜかハッピーエンドみたいなオチ(笑)。




どうしたの、コレ!?



この動機がアリならもう他の誰でもムリヤリ犯人に仕立て上げることができたんじゃないだろうか。



『暗闇~』はあんなに嫌みのない動機で、少し感動してしまったほどなのに。



しかも犯人はあんなに何人も手間暇かけて(相手に逃げる隙を与えてまで)殺したのか!



何人もこれで殺されてしまったの??



犯人の狂気が、火事場の馬鹿力を生んだんだろうか?



ちょっとやりすぎだろー。




全て後ろからグサッとかならまだ分かるんですけどね~。



全体的に犯人像があいまいな気がします。



まぁこれを叙述トリックととらえるか、オチ前まで書いてから「よし、犯人を誰にしようかな」と考えてムリヤリ書いただけ、ととらえるか、でしょうか(笑、言いすぎ??)




僕にはイマイチ飲み込めなかったですねぇ。



でも『囁きシリーズ』の中で一番ミステリ然としていたとは思いますよ。



この路線を推し進めたのが『Another』なんだと思えば、この路線はアリだとは思います。



ただ一番美しくなかったのもこれでしょうね~(笑)。




とりあえず囁きシリーズが全部終わりました。



綾辻作品がもうすぐでコンプリートです!



予約していた『殺人鬼』『殺人鬼Ⅱ』が図書館に届いたらしいので、もうすぐ読みます!!




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