試験明け一発目です!
森博嗣のGシリーズ7作目
『目薬αで殺菌します』です!







もはやキャラ萌えの極み!



目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
売り上げランキング: 38077




内容(「BOOK」データベースより)
神戸で劇物の入った目薬が発見された。目薬の名には「α」の文字が。その頃、那古野では加部谷恵美が変死体を発見する。死体が握り締めていたのは、やはり目薬「α」!探偵・赤柳初朗は調査を始めるが、事件の背後には、またも謎の組織の影が…?「φ」から続く一連の事件との繋がりは!?進化するGシリーズ、第7弾。






いやー、もう久しぶりの読書でしたよ。大学の図書館で借りて、そのまま大学の図書館で一気読みしてしまいました。そして物語のあまりの展開に途中からニヤニヤし出して、半ニヤケで読了。傍から見たらとっても気持ちの悪い男だったでしょう(笑)。



しかし、この展開。たまらん!


もう事件なんてどうでもよいです。Gシリーズの他作品と同様に今回も明確に解決はしません。C大メンバーも解決に躍如しませんし、犯人も捕まらないし、いつも通りモヤッと始まってモヤッと終わります。

強いて違う点と言えば、久しぶりに加部谷が第一発見者になった、という点ですね。そのぐらいでした。でも事件と直接関係のないところで物語が大きく動きました。ここにきてGシリーズも本気を出し始めたようですね。そういえばGシリーズは全12作ということなのでここから後半戦!そろそろ『冬』に繋げる気なんでしょうね!


赤柳さんが出まくります。大活躍です。真賀田四季に迫り始めましたね。ここからどうなっていくのか楽しみです。ちょっと赤柳さんは保呂草さんの劣化版的なにおいがプンプンしてましたが今回のラストは思わず「オオッ」と言ってしまいそうでした。よくやった、赤柳!



そして海月君と加部谷の関係にも劇的な変化が訪れます。もう、ここが本当にニヤニヤが止まりませんでした!加部谷、かわいいなぁ。本当たまらん。少女マンガみたいな展開も、海月君といるときの、心の声みたいなのも最高です。あー、もうこれはいい展開だった。


そして海月君の加部谷に対する残酷な一言も謎を呼びますね!こいつは絶対なんか隠してるんでしょう!あー、先が気になる!


犀川先生と萌絵がそんなに活躍しなかった点もGシリーズが特異性を見せ始めた証拠と言えるんじゃないですかね。そろそろC大メンバーに頑張ってほしいもんですしね。




僕はGシリーズの中では今回が一番面白かったです(イプシロンとイータあたりも好きですが)。

久しぶりの読書で評価が甘くなってるだけかもしれませんが。


あー、絶対春休み中に、森作品、再読してやるんだ!!



目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
売り上げランキング: 38077



ランキング参加してます!
読んだ方・読みたいと思った方はクリックお願いします!!
人気ブログランキングへ