忙しい!忙しすぎるぞ!
急に毎日、色々と用事ができ始めてしまいました。
これが師走か!



でも、そんな忙しい時期に思わず一気読みしてしまいました。
森博嗣のシリーズ外作品
「ゾラ・一撃・さようなら」


ゾラ・一撃・さようなら (集英社文庫)
森 博嗣
集英社 (2010-08-20)
売り上げランキング: 38474




内容(「BOOK」データベースより)
気侭な探偵・頚城悦夫のもとに舞い込んだ、謎に満ちた美女からの依頼。それは「天使の演習」と呼ばれる古い美術品を、彼女の母のために取り戻すことだった。頚城は「天使の演習」の在処を探ろうと、引退した大物タレントに近づく。だが、彼は世界的に有名な伝説の殺し屋“ゾラ”に命を狙われていて…!?洒脱でスリリング、ちょっぴりほろ苦い新感覚のハードボイルド。






当初、この本は買うだけ買っておいて、そのうちヒマになったら読もうと思ってました。
で、買って、登場人物一覧をボーッと見てたら





ん?








んん?








あれ、この名前はどこかで???????














急いでS&Mシリーズを取りだしてパラパラめくる僕。
















うあーーーーーーーーー
なんてこったい\(^o^)/







っていう衝撃の再会(笑)








あぁ冒頭に書いてあることなんで、別に書いてもいいんですが、S&Mシリーズを読んだ方は僕と一緒に驚いてください。





あまりの驚きに予定を変更してさっそく読み始める。






そしたら








ん?








んん?











この美術品はどこかで????





急いでVシリーズを取りだす僕。





(注:上のあらすじに美術品の名前、書いてありますので以下略ww)











まぁそういうわけで懐かしい名前が散見されます。


話の内容についてですが、まぁミステリと言えばミステリかもしれませんが、たぶんハードボイルド小説なんでしょうね。謎は、正直ミエミエのパターンでした。
何も驚かなかった。



そして「ZOLA」の名前の由来はどうなった??????
結局推理は外れていたんだよね??
なんだったの?あれは。








でも良い。
俺はうれしかったよ。
森博嗣はこういう小説もアリです。









前半はビックリするぐらいのオシャレなセリフの目白押しで、後半はそこらへんが少し息切れしたようだけれど、その分、後半は(特にラストシーンは)、切なすぎる・・・。

森博嗣のこういうオシャレな恋愛ってたまんないッス。
Vシリーズのラストシーンもたまんなかったけど、これも良かった・・・。











ま、そんな作品ですよ(笑)。

ちなみにS&Mシリーズに出てきた彼は、最後に皮肉を言っただけで何もしなかったのでS&Mシリーズを読んでいない人も全く問題はないです。


ミステリだと思うとガッカリだろうけど、でもハードボイルドな感動小説としてはとっても素晴らしかった。
短くて読みやすいしね。




こんなふうにオシャレな言葉がポンポン浮かんできたら、さぞモテるんでしょうなぁ?
いや、実際にこんな奴いたら、しゃべりたくないかも(笑)。






ゾラ・一撃・さようなら (集英社文庫)
森 博嗣
集英社 (2010-08-20)
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