出来事は一つ 解釈は無限大∞ | AirCafe東春堂日記

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AirCafe東春堂の店主、輝聴人が日々思うことを綴っていきます。

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リヤ・ソコルさんの「ありがとう、コロナウイルス」は全世界に広がっています。

メンターの吉田潤喜さんがシェアしてくれた動画で、その存在を知りました。

僕は比較的に広い視野を持っている人間だと思っていましたが、自惚れもいいところです。結局、人間の都合しか考えていなかった。

僕が食べる野菜や肉、着る洋服、飲む水でさえ、自分一人の力で手に入れたものは何ひとつありません。全て誰かの力を借りて僕の元にやってきたものたちばかりです。

力を貸してくれたのは人間だけではない、自然、もっと大きく言えば地球や太陽の恩恵に大きく依存しています。

リヤ・ソコルさんの詩は、それに気づかせてくれました。

起きる出来事はひとつです。ですが、それをどう解釈するかは受け取る人の数だけあります。

一見悪いと思えることでも、必ずその反対のことも起きている。

どんなことが起きても「これは何のチャンスだろう?」と問いかけてみる。

すると思いも寄らなかった答えが閃くかしれません。





以下の訳詞はよしみんボノボリアンさんのブログから拝借しました。
よしみんボノボリアンさんのブログ

ありがとう、コロナウイルス/リヤ・ソコル

ありがとう。私たちを揺さぶってくれたことに。私たちが思っているのよりずっと大きな何かに、私たちがまったく依存していることを、あなたは見せてくれた。

ありがとう。私たちが今どんな豊かさの中に生きているのかに気づかせてくれて。ありあまる品物や自由と健康をほしいままにし、私たちはそれを当たり前のように思っていた。

ありがとう。私たちを立ち止まらせてくれて。おかげで私たちは忙しさの中にどんなに自分を失っていたのかを見ることができた。その中で私たちは、一番基本的なことをないがしろにしてきた。

ありがとう。おかげで私たちは、あんなに大事なことのように思えていたあらゆる問題を忘れていることができる。そして、何が本当に大事なことかを見ることができる。

ありがとう。交通を止めてくれて。地球は環境がどんなに汚染されているかを見てほしいと長いこと私たちに訴えてきた。だけど私たちは耳を傾けてこなかった。

ありがとう。このすべての恐怖に。恐怖は何年も世界的な病だったのに、私たちの多くはそれに向き合おうとしなかった。今、私たちは恐怖に向き合わざるを得なくなり、愛と周りの人々の支えとで恐怖を抱きしめることを学ばされている。私たちの人生をこんなふうに見直させてくれてありがとう。

ありがとう。私たちは今、ようやく理解することができる。私たちは皆つながっている、ということが何を本当に意味するのかを。

ありがとう。私たちの間のつながりに。
世界は変わらなければならないということはわかっていた。私たちがすべてを壊すのを助けてくれてありがとう。これで私たちは世界を初めから作り直すことができる。

このウィルスは私たちの一部。私たちの間にあるものであり、私たちの中にあるもの。このウィルスが私たち皆をつなぎ合わせてくれる。物理的にもエネルギー的にも。
感謝の念は免疫システムを強化するけれど、それだけでなく、物事を多くの側面から見ることができるようになる。どの側面から見ることを選ぶかは、私たち自身が決めること。
だけど、最上なのはすべての側面をしっかりと見るということ。

感謝の心を忘れないで、目覚めていましょう。
同じものは二度と還ってきません。
世界は今、変化しています。

和訳:Chihiro Sato-Schuh