4月から食道がんと治療のことが頭から離れたことはありません。当然ですが、やっぱり自分にとっては重大事です。

 

 ところが朝の散歩や好きな食べ物を目の前にすると、するりと重大事が頭から抜け落ちてすっかりいつもの自分に戻っています。

 

 

 

 町中華に出かけて行ってメニューの最初に見つけた五目チャーハンを注文してその味に満足して帰宅。配偶者が圧力なべで調理した豚の角煮の味付けが意外に美味くて幸福度がMAXになってみたり。

 散歩後にFitbitの歩数計をiPhoneで確認して「10,000歩達成!」で喜んでみたり、血圧計に腕を突っ込んで「111の78・・オッケー」とか。

 

 ただふと気が付くと「あれ?健康チェックしてるけど、オレって病気だよな?」と現実が戻ってきます。 

 

 確かに悪性腫瘍を抱えた病身ですが、それ以外の身体は今のところ転移もなく健康です。

 4月以降、「がん」の一言ですっかり日常が切り分けられてしまいました。

 

 でも待てよ。「人間は死ぬまで生きられる」ですね。

 

 生きている限り健康であるってことは意味がありますよね。

 

 朝の散歩で公園の小さなバラ園を歩くのですが、バラの花って一年中どれかの種類が咲いています。四季咲きというそうですね。

 今朝も数輪咲いていました。

 

 

 

 桜の花(ソメイヨシノ)は年に一回、春霞の空を彩ります。どうやらあと何度見られるかどうか分かりませんが、同じバラ科でも四季咲きの薔薇は今後もたびたび僕の目を楽しませてくれそうです。

 

 よし。少しバラの花の名前でも覚えよう、っと。