今日はGEO宅配レンタルで借りたDVD、

映画「疵 きず」を見ました❗


物語の舞台は戦後の東京は"渋谷"。


戦後、日本海軍の特攻隊「伏龍隊」の生き残りとして復員して来た、"安藤昇さん"と安藤さんを慕う若者達とで結成された"愚連隊"、"安藤組"こと"東興業"。


その"東興業"の大幹部で"スデゴロ"(素手での喧嘩)なら日本で一番強いと云われた、"花形敬さん"("はながた けい"と呼ばれていたそうですが、正式な読みは"はながた たかし"だそうです)を、主人公にした映画です。


映画公開当時、まだ中学生だった私も、友人達と噂し合って非常に盛り上がった記憶が有ります。


花形さん役を、めんたいロック"Th eRockers"の

"陣内孝則さん"が、安藤さん役を、"The Cools"の"岩城滉一さん"が、颯爽とイキイキと演じられています。


私も何度も何度も見返している作品なのですが、登場人物達の"型破りな生き様"に、今でも強く憧れます❗


誰彼構わず殴り飛ばす凶暴さをもっていた反面、貧しい幼馴染みには無類の優しさをもっていた、花形さん。

一度暴れ出すと手が付けられませんが、お母様には敬語で接する繊細さも併せ持っていました。


物語のクライマックス、安藤組の面々は債権処理のトラブルから、"横井英樹さん"襲撃事件を起こします。


社長の安藤さんと若い衆は殆ど逮捕され、入獄します。


そして一足早く出所した花形さんが、組をまとめますが、他の一家とのトラブルにより、一命を落とします。


此の"横井英樹さん"襲撃事件をモデルにした映画に、安藤さん自身が主演して本人役を演じています。


劇中、安藤さんは警察の捜査の対象になり、追われますが、そこで「逃げてるんじゃぁ無い、同じ逃げてるんでも、"何か"に向かって逃げてるんだ」と云うセリフが有ります。


何もかも国から統制され、自由など無かった戦争時代。


そして敗戦後、解放された人達は"何を目的に"生きていたのでしょうか?


勿論、生きるのに精一杯だったのでしょうが、生きる事其のものに対する喜びも有ったのではないのでしょうか❗


そんなやっと自由を謳歌出来る時代になった矢先、若い命を散らした、花形さん。


よく、安藤組や愚連隊は戦後の時代に咲いた"徒花"だったと評されます。


しかし、不幸な戦時中から解き放たれ、一瞬の"生"を燃焼し尽くした花形さんの"生き様"は、現代を生きる私達に鮮烈な印象を残し、そして、"何か"を問い掛けて来ます❗


さて、イヨイヨ2024年パリオリンピックも、3日後に迫って来ました❗


日本競泳陣、そして我らがエース"池江璃花子さん"、全力で頑張って下さいネェ❗


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