売り一巡後は小動きの展開に、ロールオーバーが増加で方向感無く:見通し/先物OP市場ウォッチ
[先物OP市場ウォッチ]
08:01 売り一巡後は小動きの展開に、ロールオーバーが増加で方向感無く:見通し
10日の225先物は先週末比10円安の8870円で取引を終了。朝方にCTA筋と観測される仕
掛け的な売りが入ったものの、先週末急騰した上海総合指数がしっかりとした値動き
で推移したことなどから指数は下げ幅を縮小した。米国株式相場は下落。ダウ平均は
52.35ドル安の13254.29、ナスダックは32.40ポイント安の3104.02で取引を終了し
た。12日から13日にかけて開催されるFOMCで追加緩和策が発表されるかどうか見極め
たいとの見方から積極的な取引は手控えられた。12日にアップルの新製品発表会を控
えてハイテクセクターに利益確定の売りが広がり、引けにかけて下げ幅を拡大する展
開となった。
円建てCME先物の清算値は前日の大証終値比55円安の8815円。為替市場では、ドル・
円は78円20銭台と横ばい、ユーロ・円は99円80銭台とやや円高に振れている(日本時
間7時30分時点)。米国株が引けにかけて下げ幅を広げたことや、ユーロが対円で100
円を割り込んでいることなどが嫌気されて売り先行のスタートとなる公算が大きい。
取引時間中は目立った手掛かり材料に乏しいことから、昨日同様方向感の乏しい小動
きの相場展開となりそうだ。昨日はTOPIXのストラテジー取引の商いが先週末では急
増していることから、週末のメジャーSQを意識したロールオーバーが225先物でも活
発となる見通し(ピークは水曜日か)。立会外を含めロール中心の静かな一日となり
そうだ。
とはいってもユーロ・円の買い戻しが一服していることや、リスクオン通貨の豪ドル
がさえない動きとなっていることで昨日の朝方同様、CTA筋の仕掛け的な売買は要警
戒(昨日はクレディ・スイスとの観測)。なお、JAL<9201>の公募価格決定で資金捻
出の国内投資家の換金売りは本日ピークを迎えるとの見通し。12-13日に重要なイベ
ントを多数控えている状況かつ需給面を考慮すると積極的な買いは手控えられよう。
本日の上値メドは前日終値8870円。下値メドは75日線レベル(10日時点8772円)8770
円とする。
《MT》