尊敬する人だったり、単に多くの人だったり、異性であったり。
ただそれには負の側面もあったりするわけで、それはそこに他者の価値基準が入り込んでくるということである。
最初は認められて嬉しいかも知れないが、世の中全ての価値基準が合う人など存在しない。他人に認めてもらうことを目的として頑張っていると、いつしか自分の価値基準との解離が生じてきてしまう。
そうすると「なんか最近しんどいな」と生き辛くなってくる。
自分はもう限界なのに、自分はそんな聖人君子じゃないのに、本当はもっと違う意見もいっぱいあるのに、等々。
自分が他者にどう評価されているのか?というのを客観視出来る能力というのは、社会生活を営む上で必要なものだとは思う。ただその評価に捕らわれるとしんどいよというお話。
歴史に名を残したい!と本気で考えてる人ならいざ知らず、そうでないなら、所詮人間なんていつか死んで世間の記憶が忘れられていくような存在なのですから、無理して他者の期待に応える人生よりも、自分が居心地のいい人生を送ればいいんじゃないのかな。
100年後、誰も君のことなど覚えていないのだから、今の自分を純粋に自分の価値観で見つめて、納得出来る生き方をすればいいと思うよ。
好きな異性の期待に応えたいと頑張る人も、僕もそうだったけど、変に期待値を上げられる前に、等身大の自分を晒しておいた方がいいんじゃないかな。
