懲りずに前衛やってる彗星です。
なんかめっちゃ可愛いキャラが来るとかいう噂ですが、彗星はまだ存命してます。
今回の話題はアークナイツの差し込み戦術についてです。差し込みをうまくなるにはどうすればいいんだろうという覚書に近いものになります。
Q そもそも差し込みとは?
A 自陣に近づけたくない強敵や遠距離攻撃を持つ術師などへ、タイマンで処理できるオペレーターを突っ込ませること(特攻では?)
「自陣に近づけたくない強敵」の中身をもうちょっとだけ丁寧に話すと、範囲術師、ステルス付きの術師やバクダンムシ、ヒョウバクチュウヤヒョウバクバチ、クラッシャーやボンバークラッシャーが該当するかなあと。簡単に言えば、複数的にダメージを与えてくる敵や、スタンなどで防衛を崩壊させる危険が高い敵が該当しますね。
また、ラッシュの中に混じってくるヒョウバクバチなど、たくさんオペレーターがいる自陣で処理したくないギミックをもつ敵がいる時にさくっと突っ込んでもらうことも差し込みといいます。
強敵だけを敵のラッシュから遅延することで、処理タイミングをずらすようなイメージですね。
もう少し転じて、普通のラッシュの中に単騎でも強いオペレーターを飛び込ませて敵の圧力を減らしておくことなども差し込みの一種になります。 この場合、自陣の医療などに負担が来ない方がいいかどうかを判断して選ぶことが大事になります
Q 差し込みに向いているオペレーターって?
A 場合によるので一概に言えない。基本は、1ブロックの配置後即火力を出せるオペレーター
差し込みに向いているオペレーターを考えるには、差し込みに求められる能力を考えないといけません。
差し込みの適性がどれくらい高いかについては、差し込みの仕事(敵のHPを〇割削る、近づく前に倒し切るなど)ができるかを考えたうえで、オペレーターが敵を倒し切れると仮定して、
仮想敵HP / 火力 + 再配置時間
*ここでいう火力は オペレーターの攻撃力-敵の防御力。値が0以下になる時はオペレーターの攻撃力の5%を参照した値とする
*オペレーターが術攻撃の場合、オペレーターの攻撃力×(100ー敵の術耐性)/100
の組み合わせが次の仕事(再配置を他でしたいタイミング)に間に合うのかどうかで判断できると考えています。
(編成枠的に一人で差し込みの仕事を全て果たせるのならそちらの方がいいので……)
とはいえ、大体の場合は、先鋒なども合わせて2人くらいは差し込み役のオペレーターを編成しているのではなかろうかと思うので、強敵がバンバン出てくるステージじゃなければ再配置時間はそこまで重要じゃないかもしれませんね。むしろ、敵を倒し切る火力の方が大事かもしれません
Q 差し込みに選出するオペレーターはどうやって考えればいいの?
A 差し込み仕事の果たしやすさについては、単騎で特定の敵にダメージを与えられるかどうかにかかっています。それらと出撃したい回数(再配置数)を総合して選出しましょう
ポイントは
1単騎で
2特定の敵に
3再配置の回数
という点になります。
ステージによって仮想敵が変わるので、即時発動スキルや高ステータスによって配置後の瞬間的なDPSが高いキャラがいいのか、再配置を重視するのかということはちゃんと見極めなくてはいけません。
ここからは具体的に、オペレーターとステージを考えて想定してみましょう
差し込みに活躍するオペレーターは、
ファントム、レッド、グラベル、ワイフーといった再配置組、
スカジ、フランカ、マトイマル、メランサ、ウタゲといった1ブロック前衛組
シーンS2発動中のレンズ
などがあげられます。
前述の項目で分類するなら
即時発動スキルで敵を倒すタイプ(暗殺型とします)はファントム、レッド、スカジ、ウタゲ、スペクター
高ステータスによる即時処理タイプ(タイマン型とします)がスカジ、フランカ、マトイマル、メランサ、レンズ、スペクター
高速再配置を重視したタイプ(再配置型とします)がファントム、レッド、グラベル、ワイフー、レンズ
の分類にしてもよいかと思われます。
メランサに関しては同レアリティ帯でも素のステータスが高く、攻撃力が一部の星6前衛を超えるという観点からも高ステータス組に分類しています。
また、レンズについては高速再配置ではないけれど、召喚縛りをしない状態であればすぐにでも他で配置をできるため、高速再配置に近い運用ができると考えてそちらに便宜上分類しています。
また、見慣れないスペクターが入っていますが彼女の場合はS2特化3前提です。配置後5秒点火不死身という唯一性が高いために、高いステータスでターゲットを即時殴りできるというよくわからない強さを考慮して入れています
タイマン型と暗殺型の違いから最初に説明をしていきます。
一番の違いは、敵をブロックしたときの耐久性を重視するか、即効性を重視するかです。
敵の体力が高い場合や、術攻撃をしてくる場合において、暗殺型を起用すると敵を処理する前に落ちるということがあります。最近のイベントではティアカウチャンピオンといった、敵の体力が高いために、敵に火力を押し付けるよりも先にこちらの方が押されるというタイプです。
この手の「体力が高い敵」は、火力だけでなくある程度の耐久力があるキャラを使うことで殴る回数を維持することができるオペレーターを用意した方が、医療などの他のオペレーターへ負荷を与えない=ステージ全体の中でも無理なく敵を処理しやすいです。
逆に、敵が範囲攻撃を仕掛けてくる術師であったり、スノーキャスターのように長く攻撃しようとすると凍結を仕掛けて遅延してくるギミックを持つ場合は、暗殺型の方が再出撃等の後半の局面で無理が出てこなくなるでしょう。
敵が厄介なギミックがあるか、それとも単純にステータスが高いのか等でここら辺の違いは如実に効果が表れてきます。
最後に残った再配置型についてです。
このタイプは、バクダンムシが初手から大量にいる4-8や、範囲術師が出ている2-5、特戦術師がいる5-3などの差し込み運用をしたい敵が5体以上いるような環境で輝き始めます。
これは単純に、差し込みの回数がとても多いということが理由になります。
差し込みしたい厄介な敵が多い=コストへの負荷が大きい&再配置時間が長いと役割を全うできない、という悲しいことにもなりかねない局面で非常に頼りになります。彼らは前述の2タイプよりも攻撃力のステータスやスキル倍率面で少々不利な点がありますが、そのようにギミックが厄介な敵を処理するのにはあまり高いステータスを要求されないことが多いです。
また、コストや再配置が早いということを複合した最大の利点に考えられるのが他の暗殺型、タイマン型と高台のオペレーターをとも組ませやすいという点です。
暗殺型とレッドを同時に置いて敵を処理する速度を上げるということをしたり、狙撃とグラベルを置く同時において、敵の攻撃範囲から味方のオペレーターをはじき出しつつ二人の火力で殴るということをできます。
また、スノーキャスターなどの厄介ギミック持ちに対しては、一人を囮として出しつつ他の火力役で叩くという戦術も有効でしょう。
ここの再配置型の差し込みについては、特殊オペレーターをそれぞれどう活かすかという議論にも発展するので、それぞれ推したいキャラとの組み合わせを考えてみるといいかもしれません