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整理収納コンサルタントの須藤昌子です。
今年に入り
義理の両親の認知症が発覚し
それからは
少しでも認知症が進行しないようにと
いろいろやってきました。
やってきたこと
・専門医で検査し、病名と病状を明らかにする
・介護認定を受ける
・介護サービスの依頼
・本人たちの負担を取り除く
でも
本人たちは
病院でいくら
「あなたたちは、認知症です」
と言われても
自分が認知症だという認識は
５分後には
忘れてしまうので
義理父 「先生は病名とか何か言っていたっけ？」
義理母 「年相応で、病気は無いて言ってたよ」
義理父 「そうだよね」
という感じ。
聞いていて
あ～平和だ～
と思います。
そんな中、父の運転免許返納の後
食料品の買い物が出来ないといけないということで
介護サービスでお買い物の補助を
お願いしました。
義理の母とヘルパーさんと２人で
お店まで歩いて買い物に行くもの。
しかし
母は、歩くのが嫌い。
少しの距離でも
車で行きたい人なのです。
だから、週に一度の買い物で
一か月４回あった買い物の補助のうち
一度も、ヘルパーさんと買い物に出たことはなく
単に
「これを買ってきて」
と依頼したモノを
受け取るばかり。
歩く、外へ出る、ヘルパーさんと対話する
このことを実行するための
介護サービスなのに
便利屋さんとしか思っていない状態で
いくら説明しても
理解してはくれないのです。
そうこうしているうちに
なんと最寄りの
スーパーが閉店になることになり
買い物補助のサービスが
受けられなくなることが分かりました
そのままでは
夫婦二人の暮らしになってしまい
認知症が進んでしまう恐れがあるので
その代わりとして
何を依頼したらよいか？
と考えて
お掃除のお手伝いと依頼しよう
という事になったのですが
義理の母に話をしたところ
掃除くらい、自分でできる。
↑本当は出来ていない
人が家に来るのは嫌だ
強制されるのは嫌
というのです。
認知症でなければ
嫌なことをする必要な無いと思うのですが
認知症だからこそ
人の手助けが必要なのにもかかわらず
理解をしようとはせず
断固拒否。
年を重ねていくと
自分では出来ると思っていることが
実は不十分であることも
沢山ありますし
出来るだけ自分でやりたいと思う事も
手を差し伸べてもらった方が良いこともある事を
認識しておくことで
もっとすんなり介護サービスをうけることができるのにと
感じました。
そうでないと
我が家のように
周りの家族の負担も増えてしまうので
自分はある程度の年齢になったなら
家族のアドバイスをしっかり受け止めていこうと
思いました。
今、まだ、元気なうちに
自分のこれからは
自分でしっかり考えて
レールを敷いておくこと
これは、とても大事なことだと
深く感じています。
介護で大変な方々。
本当に、お疲れ様です。
下を見ずに、上を見て、淡々と進んでいきましょう。
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