狭いユニットのシャワー室。
バスタオル一枚の私。
ハシモトは、いかにも柔らかそうな
バスローブを羽織っていた。
首輪をつけられ、連れられるまま、
慣れた足取りで進むハシモトに
拒む意志も、勇気もなかった。
途中、立ち止まって抵抗もしたが
無駄足で終わった。
暗闇に目が慣れてきた。
バスローブを着てる人が数名。
男女問わず。
きっと、この店のルールなのだろう。
一瞬で察知した。
責める嗜好のある人が、バスローブなのだろう。
部屋に入り、あっという間に
バスタオルは、むしり取られてしまった。
恥ずかしさで、小さく丸まっている所に
色黒の足が差し出される。
「菜穂。オマエ、解ってんだろう?」
うんざりした、ハシモトの声と共に
尻を蹴飛ばされて前のめりになる。
解っている。
ハシモトのペットで玩具だと言う事は
充分過ぎる位に
解っている。
でも、急過ぎた。
何も解らないまま、この部屋に踏みこんだ。
「菜穂ちゃんって言うの?そう・・・・」
両膝に挟まれ、頭を撫でられる。
怯えた表情でハシモトを見る。
隣の女王様風の人と歓談中だった。
全くの無視を決め込んでいる。
「ねぇ、菜穂ちゃん」
震えながら、相手を見る。
「さ、両脚を開いて僕に見せてごらん
僕は、怖い事はしない。誓ってもいいよ」
そう言いながら、
おでこから、首筋、乳首にキスをした。
唇を外すのは、ハシモトへの礼儀なのだろう。
過敏な躰
呪わしかった
思わず声が漏れた。
ハシモトは、ちらりと視線を送り
何もなかったかのように、また話し始めている。
「敏感なんだね。こういうのは、初めて?」
何て答えていいのか、解らなかった。
きっと、この人に売られるんだろうと
なんとなく漠然と思った。
バスタオル一枚の私。
ハシモトは、いかにも柔らかそうな
バスローブを羽織っていた。
首輪をつけられ、連れられるまま、
慣れた足取りで進むハシモトに
拒む意志も、勇気もなかった。
途中、立ち止まって抵抗もしたが
無駄足で終わった。
暗闇に目が慣れてきた。
バスローブを着てる人が数名。
男女問わず。
きっと、この店のルールなのだろう。
一瞬で察知した。
責める嗜好のある人が、バスローブなのだろう。
部屋に入り、あっという間に
バスタオルは、むしり取られてしまった。
恥ずかしさで、小さく丸まっている所に
色黒の足が差し出される。
「菜穂。オマエ、解ってんだろう?」
うんざりした、ハシモトの声と共に
尻を蹴飛ばされて前のめりになる。
解っている。
ハシモトのペットで玩具だと言う事は
充分過ぎる位に
解っている。
でも、急過ぎた。
何も解らないまま、この部屋に踏みこんだ。
「菜穂ちゃんって言うの?そう・・・・」
両膝に挟まれ、頭を撫でられる。
怯えた表情でハシモトを見る。
隣の女王様風の人と歓談中だった。
全くの無視を決め込んでいる。
「ねぇ、菜穂ちゃん」
震えながら、相手を見る。
「さ、両脚を開いて僕に見せてごらん
僕は、怖い事はしない。誓ってもいいよ」
そう言いながら、
おでこから、首筋、乳首にキスをした。
唇を外すのは、ハシモトへの礼儀なのだろう。
過敏な躰
呪わしかった
思わず声が漏れた。
ハシモトは、ちらりと視線を送り
何もなかったかのように、また話し始めている。
「敏感なんだね。こういうのは、初めて?」
何て答えていいのか、解らなかった。
きっと、この人に売られるんだろうと
なんとなく漠然と思った。