▼寒い吹雪の中をスキーで順調に滑っていたら転倒!
その後、ロッジに戻っていただく温かいお汁粉。こんな感じか?


▼仕事を終え帰宅すると、やっと今日、キャリコン試験の結果通知が届いていた。
項目ごとの評価も知りたかったので、ネットの合否結果は見ず、今日まで待っていた。


合格だ!


隣にいた相棒が覗き込んで、「どれどれ。おっ!」


▼昨年11月から国家資格キャリアコンサルタントと、キャリアコンサルティング技能検定の試験が続いていた。年をまたいで3月までの5ヶ月間も毎月受検の日々。
長い受検生活から解放され、これでやっと一息つける。


▼この途中で一度不合格をもらった。それから徹底的に振り返りをやり、自己の課題抽出から改善策の実現まで、必死に取り組んだ。濃い半年間だった。


▼思い起こせば、前回の国家資格キャリコンの試験結果が判明したのは1月の初め。
キャリアコンサルタントの養成講座も毎週熱心に参加し、その後、養成講座の仲間との自主勉強会にも、ほぼ皆勤で出席。つまり昨年の6月から半年間は毎週末キャリコンの勉強に充ててきた。


▼実技面接試験の際も、あがることもなく落ち着いて対応できた。だからてっきり上手くできたぞ、OKだ!と思った。
そこで合格発表日の仕事帰りに、美味しいワインとチーズを買って帰ったのだ。


「さあ乾杯だよ!」
と相棒の前でPC画面を開いた。
どれどれとPCを覗き込む相棒。


「あーっ。れれっ。受験番号がないね。。。」


相棒からの言葉「結果が今わかって、良かったじゃない。これから頑張れるし」で気を取り直すものの、心の中は「なぜだ。何が悪かったんだ。ダメだったことが全然わかってないぞ。。」


相棒の「せっかく美味しいワインとチーズがあるんだから、さあ、いただきましょう!」
の言葉に、「ワインが飲みたいだけなんやないんか!」と思うものの、やはり不合格の原因は自分の中にあるのだろう。
その日の食卓は、美味い酒を飲みながらも、う~んと考え込む重い夜だった。。。


▼あれから3ヶ月。自分のことを外から見つめ直し続けて今がある。
もし、最初のキャリコンの試験で合格していたら、その後の技能士の試験の際、これほど高い問題意識を持って臨んでいなかっただろう。あくまで仲間同士の自主勉強会で、なんとなくわかったつもりになっただけだった可能性が高い。


▼これではまずい!と思って有料の講習会に参加したり、ネットでのオンライン受講もやってみた。課題解決に役立ちそうだと考えつくことは「やるなら今でしょ」の精神。


▼その中で重要な気づきがあった。審査基準の理解だ。自分の信じた方法で堂々と振る舞った前回の面接。それに対しての評価はNG それも「傾聴」で足切り。
これは「あなたのやり方ではダメですよ、方向が間違っています」と言われたのに等しい。「やリ方は合ってますが、まだ不足しています」とは異なる評価。


▼それからはなぜその審査基準を重視しているのかをもう一度考えながら、面接に取組んだ。

「ほんとうに傾聴していましたか? 経験を再現していましたか?」

試験対策と言いながらも、やはり、ある目的に向けて取組んだことは貴重だ。



▼これからは、少し落ち着いて自己研鑽。
思い描いていた方向へ、また一歩踏み出していきたいと思っている。