Happy New Year !!


2026年も明け、新たな年に気分一掃、

全てはリセットされ再び目標に向かって

一歩を踏み出すのがこの時期。


大して信心深くもない人々も

この日ばかりは夜が明ける前に起きては

朝日を拝み、敬虔新たな面持ちで

初詣に出掛けおみくじを引き、

少しの間でも緊張と良き空気を身に纏いつ

いかにも清廉潔白で神事の申し子の様な

振る舞いで少しでも神様の気を引き

一方的な願いを叶えてもらおうと

必死である。




まあ、こんな付け焼き刃な行動パターンに

天地神明 いかなる神々も

踊らされるわけはなく、


新鮮な気持ちで清々しく

数日間を過ごし

過去の秋霜烈日な思いを一時でも

忘れさせてくれるという面で

このリセットも緊褌一番 

心身を引き締めるものとなりうるでしょう。


神様への願い事に

未来への不安や成就したい目標を

叶えてもらえるよう

御祈りすることがあるが、

未来を変える大きな力の存在を信じて


己の不安を取り除いて頂こうとする

この行為そのものが、

未だ目の当たりにもしてなく

身にも振りかかってもいない不安や悩みを

自ら呼び寄せているのだということに

気付いているだろうか。




先日、安いプラスチック製のナイフが

沢山入った箱売りを購入し

ひとつ取り出した。


そこから出てきたナイフは

先端部分が少し丸みを帯びた

平坦な曲線になっており、

途中からナイフのギザがついていた。


これは如何なる用途に沿って

開発された新商品なのだろうかと

しばらく考えていた。




子供の頃の給食に用いられていた

先が割れていて突き刺すことも出きる

スプーンのように、

突き刺してくちに持っていっても

唇を傷つけないためのものだろうか。


それともなにかスーっとそのナイフの先で

切り取り剥がすためのもの、


果たしてそんなものが

必要なこともあるのかどうか、

またこれがその用途に優れた仕様なのか

何てことは私は知らない。


逆に実はその先端が

プラスチック製のナイフとは思えないくらい切れ味の良い危険な代物で、


言わば手術用の『メス』的な

切れ味を誇るナイフであり、


私はそんな危険な用途に使う代物を

間違えて購入し、

危うく我が身を傷つける寸前で

気付いたのか。




はたまたこのナイフについたギザは

非常に職人的技と高度な技術を必要とし、


製造過程で

出きればそのギザの部分を

減らすことで製造コストが

かなりカットできるのではないか。


そのギザの無い部分の占有率から

推測するに25~30%の節約になり、

このインフレ激しいアメリカの製造業界に

一石を投じた新商品。


開発者は大きなボーナスと共に

一気に昇進路線へとなるが、

直接開発した技術者には

現金2割のボーナスだけ渡し、

その功績を上司が猫ババしたという

よくあるドラマが裏に見え隠れする。


そうなるとこの製造元の会社に

取材の申込の電話と関係者とのアポイントを取るために連絡せねばならない。


このナイフの謎を解き明かすまでは

この白くて軽いプラスチック製のナイフを

無闇矢鱈に使用するわけにはいかない。


どうしてこの謎をニュースで

詳しく報じていないのだろうか。


だが、テレビ局に報告し

その謎の全ての解明を任してしまうのも

少し口惜しい気がする。


どうしたもんだろうか。




当然、

箱から取り出したもう1本は

通常通りのプラスチック製のナイフであり、綺麗にギザがついていた。


いうまでもなく私が手にした

最初のナイフは、

ただの不良品だったわけである。


それだけの話。


要するに悩んだ挙げ句の

不安やせっついた気持ちは

全くの無駄であったのだ。


未来への悩みや不安というものは、

自分の憶測や思い悩み考えることで

より深く、より数多く現れる

心の泡ブクの様なもの。


時に心を蝕み身体を消耗させることにも

なりかねない泡ブクなのである。


そんなものに

振り回されてはいけない




その時に

考え悩めば良いのである。


今年は 今、目の前にあるものを

素直に受け止め

じっくり咀嚼し飲み込んでしまおうと思う。


美味しいとか美味しくないとか、

形がどうこうとか、

古いとか新鮮だとか、

そんなものどうでも良いのである。


腹が痛くなったら、

駆け込む。

それで良いのである。




この道の 長きに渡り 粛々と

一生浪人を貫き通すは

我が天命なり。



読んでいただき感謝です。

毎月5日、20日に

投稿予定です。