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厚生労働省は2007年4月4日、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会に、インフルエンザ治療薬タミフルの副作用報告を精査した結果を示した。


それによると、同剤販売後、2007年3月20日までに報告された副作用のうち、タミフルとの関連が報告された死亡事例は55人あり、うち異常行動が記録された事例は8人、突然死が9人であった。また副作用報告された1,079人のうち、異常行動が記録された事例は128人あり、その8割近くが19歳以下に集中していたことも明らかになった。


調査会に提出されたのは、タミフル販売開始後に製造販売業者である中外製薬から提出された副作用報告を精査した結果。厚労省ではこれまで、タミフルの副作用に関し、およそ1,800件の副作用が報告されていると公表していたが、データベースで重複例をチェックするなど、さらに内容を精査した。


(元記事リンク)

https://www.yakuji.co.jp/entry2697.html



インフルエンザにかかって急に走りだしたり、飛び降りたりするなどの異常行動が後を絶たないとして、厚生労働省は2017年11月22日、ドアや窓を施錠するなどの対策を促す新たな通知を都道府県に出すことを決めた。


昨シーズンは、子どもを中心に少なくとも54件報告された。インフルエンザ治療薬タミフルとの関連が以前から指摘されているが…通知は新たに(1)窓や玄関の施錠、(2)窓に補助錠を設置、(3)一戸建ての場合は1階に寝かせるなど、より効果が期待できる対策を盛り込むことを検討している。


(元記事リンク)

https://mainichi.jp/articles/20171123/k00/00e/040/162000c



2007年10月。鳥インフルエンザの大量発生を阻止する切り札として期待されているインフルエンザ治療薬のタミフルが、逆に、ウイルスの耐性を強めてしまう可能性があるという研究結果を、スウェーデンの研究チームが発表した。


タミフルは、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスのヒトへの感染拡大を防ぐ目的で現在、各国が備蓄を進めている。ところが、下水処理される過程でも分解されずに残るため、自然界に存在する鳥インフルエンザウイルスが突然変異を起こし、耐性を獲得してしまう危険があるという。


この研究結果は2007年10月3日、アメリカの研究者グループ「Public Library of Science、PLoS」が運営する電子ジャーナル「PLoS One」に掲載され、特に問題をはらむ国として日本を挙げている。


スウェーデンのウメア大学のJerker Fickの研究チームは、普通の下水、濾過(ろか)して化学処理した下水、微生物を使って処理する「活性スラッジ」の下水の3種類で、タミフルの分子が分解されるかどうかを調べた。その結果、いずれの下水でもタミフルの有効成分が残ることが判明。これはタミフルがそのまま排水とともに自然界に放出されてしまうことを意味する。


その危険が高いのが日本だという。タミフルの製造元ロシュの統計によると、2004~2005年のインフルエンザの最盛期に、日本では1600万人が感染し、うち600万人がタミフルを投与された。その結果、日本の自然環境には大量のタミフルが放出されたことになる。


実際「日本はタミフルに耐性をもつ患者の増加の割合が高い」と論文は指摘。2004年にイギリスの医学雑誌ランセットに掲載された研究報告によれば、日本で感染した少人数の児童を調べたところ、18%が突然変異ウイルスに感染しており、このウイルスのタミフルへの耐性は、普通の場合に比べ300~10万倍高かったという。


(元記事リンク)

http://www.afpbb.com/articles/-/2292560



2015年2月。インフルエンザ治療薬のタミフルが「肺炎などの合併症を減らす」とする論文をアメリカの研究者らが、イギリスの権威ある医学誌ランセットに発表したが、この論文に関して、研究費の出どころが製薬会社の関連団体であることなどから疑惑の目が向けられている。


論文は、タミフルの製造元ロシュ社の治験データを再分析した内容になっているが、この同じ治験データを、国際的非営利団体「コクラン共同計画」や、アメリカ食品医薬品局が再評価し「合併症減少の根拠は不十分」と逆の結果を出している。


イギリスの医学誌BMJによると、当該論文の著者4人のうち、3人はタミフルの製造元ロシュ社やタミフルの特許を持つアメリカ企業と金銭的関係があり、研究費はロシュ社の出資する団体から提供されていたため、不正の疑惑があり、コクラン共同計画の再評価に参加した研究者は「分析手法を公開すべきだ」と求めている。


(元記事リンク)

http://www.47news.jp/smp/feature/medical/2015/02/post-1246.html



(補足)

👩🏻‍⚕️べつに、タミフル飲まなくても治りますよ、しっかりと。お弁当を工夫するとか。