渋滞だらけの一日

渋滞だらけの一日

人生なかなかうまくいかないものですね。渋滞に引っ掛からずに出掛けたい。

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日本郵政グループが今期(2013年3月期)の決算で、
連結純利益が前年と比べて1,000億円多い5,600億円を超えて
民営化後の過去最高益となったそうですね。

純利益で5,600億円って凄まじいですよね。

先日、営業利益が1兆円を超えたと発表があった
ソフトバンクですら純利益は3000億円に届きませんからね。

利益を押し上げた主な要因としては、
ここ3年間ずっと赤字で足を引っ張っていた郵便事業が
今期は4期ぶりに300億円もの黒字となったことが大きいようですね。

郵便事業が黒字になった理由として、昨年10月に
郵便局株式会社が郵便事業株式会社を吸収合併したことによるコスト削減や
衆院選の選挙に伴い郵便需要が増加したことがあげられています。

ちなみに郵便局株式会社というのは日本郵政グループの中で、
郵便局とそこでの窓口業務を担当する会社でした。

窓口業務というのは郵便物の受付とかだけではなくて
銀行窓口と同様に生命保険や投資信託の販売とか
そういった代理店事業も行っています。

そういえば、窓口担当者は生命保険や投資信託の契約数で
オマケ程度ですが報酬があるそうですね。
本当に微々たるものらしいですが・・・。

でも、そういった投資商品って結構売れるらしいですね。

それに郵便局は全国に24,000以上もあるので
1局あたりの販売件数が少なくても
まとめるとものすごい数になるのでしょう。

コンビニ最大手のセブンイレブンの店舗が12,000店舗強というので
24,000局というのがどれだけ多いかわかりますね。

しかも、一般的なイメージとしては元国営企業ということで
なんだかんだいって潰れることはないだろうと
会社への信頼性や安心感は他企業と比べても高い気がします。

そんな郵便局株式会社に吸収合併される形となった
郵便事業株式会社は「日本郵便」のサービス名でお馴染みの
郵便業務と印紙販売業務を担当していました。

その2社が統合したことで、
様々なリソースが共有できることになったので
コストが削減されたというわけですね。

後は衆院選選挙で郵便需要増があったということですが、
選挙の特需がどの程度のインパクトがあるのかが気になりますね。
今夏は参院選の選挙もあることですし。

でも、5,600億円も純利益が出ているなら
少し社員に還元しても良い気もしますがね。

経営的には人件費を抑えておけるのは良いことなんでしょうけど、
一般社員が年収300万円に届かないのは5,600億円もの
純利益を出している企業としては少しいびつな気もします。

全員に還元してしまうと働かない人が出てきてしまうので
ハイパフォーマーにはボーナス支給額を大きくするなどで
仕事に対するモチベーションを上げられると良さそう。

人件費がきつくなってきた時にベースのカットは難しいけど、
ボーナスなら柔軟に対応できそうですしね。