皆様大変ご無沙汰しております。
ここに来るのも本当に久々です。

今も続いてる方の時間の中では、
喜怒哀楽様々な新しい出来事が、
容赦なく厳しく甘く訪れてます。
「それから」が長くなるにつれ、
思い出して塞ぐ事が減るにつれ、
面積が小さくなっていくことに、
恐れを感じたりもしていました。



いつかの、あの日の、あの夜の。
色褪せるにはまだ短すぎるけど。
立ち止まっているには長すぎて。

既に起きた事はどうやったって、
無かった事にはなりはしないし、
知らなかった時に戻れはしない。

だからと言って抱えたままじゃ、
新しい世界に目を向けられずに、
通り過ぎる人を見つめるだけの、
凍った時を過ごしてしまうから。

いつかは、いつかを、いつかの。
過去の想い出へと変えなければ。

これまで何度も語った事だけど、
忘れるとは無になる事ではなく。
古いアルバムの写真とおなじで、
奥の方に大事にしまっておいて。
暮らしの中では手にしなくても、
いつまでもそこに置いてあって。
何かの折にふと手に取り眺める。

そんな風に付き合い方が変わる、
って事じゃないかなと思います。

辛い記憶もいつかは歌になって、
悲しさと一緒に空に溶けてゆく。
じゃないと生きてけませんよね。



ありがとう。心から愛してたよ。
最後の俺の精一杯を詰め込んで。