お久しぶりです。まっしーです。
今年もこの季節がやってまいりました。
そう、ロシアナショナルです。
生憎今年はロシアグランプリを半分ほどしか見れておらず、界隈の極東化盛り上がりになかなかついて行けていないですが、去年バイトで見られなかった女子を今年は楽しみたいと思います。
あ
マリア・アガエワ
今年出たロシアグランプリでは2戦とも200点越え、最近の躍進が凄まじい選手です。
癖のないジャンプに着氷の伸びも相まってプログラムを盛り上げてくれます。
アガエワさんは練習では4Tを着氷しており、3Aもインスタに載せています。
エカテリーナ・アニシモワ
ファンカメラで申し訳ありませんが…
アニシモワさんはジャンプ間のつなぎが自然で指先や視線に良く気を配る選手です。
ステップ中の上下運動が音楽と連動しており、全露でのパフォーマンスが楽しみです。
ChSqも見せ場です。
ソフィア・ワジノワ
伝家の宝刀3T3Tなど言われていたワジノワさんもついに3Lz3Tを引っ提げてナショナルですよ…
音感に天才的なセンスのある選手で、Never EnoughやBla Bla Bla Cha Cha Chaで天才的なステップを見せていますので気になるかたぜひ…(と思ったらAbnormal School Typeがbanされたせいでありませんでした)
カミラ・ワリエワ
最近調子の波が激しいような気もしますが、それでも調整したワリエワは4Tは降りてくれると思います。
今年のSPはワリエワにしては余裕があるプログラムですが、FSは力強いウガンダ・フォーエバーを使用曲に繋ぎの濃いプログラムを持ってきました。
優勝候補の一人で、去年はアカチエワに頂上を譲ったので今年は優勝して欲しいですね。
アリーナ・ゴルバチョワ
私の推しです。天才です。
年々スケーティングが盤石になっており、去年は鬼門だった3Lz3Tも成功率が上がっています。
ゴルバチョワは動きのバリエーションの豊富さとスピードの維持力が長所で、今年の表彰台候補です。
4Sを降りることができれば、1位も夢ではないかも?
クセニア・グシナ
ロシアナショナル2022ではキスクラでアイスを食べていたことで有名になりました。
グシナさんはジャンプの軸が真っ直ぐの、タケノコジャンプで見栄えの良いジャンプを見せてくれます。
今年は3-5でナショナル進出ですが、例年200点前後を安定的に出しています。
SPはプログラム自体が明るいピアノ曲で表現がとても美しいのでぜひ見て下さい。
ソフィア・ザハロワ
СофьяではなくСофия、でお馴染みのザハロワさんです。
表情と目線を常に意識できる丁寧な選手で、スケーティングの伸び方がサンクトを体現しています。
今年はマリリンモンローテーマのFS、超絶キュートです。
エリザヴェータ・クリコワ
もう何年も第一線で争っており、もはやベテランの域に達しているといっても過言ではないクリコワです。
約2年前にシェルブールの雨傘をやっていましたが、こういう淡いスケーター主役のプログラムがとても得意だなあと思います。
首の角度、足上げのタイミングなどなど細かいところまでこだわるクリコワにこれからも期待です。
逆回転スピンも楽しみです。
アリーナ・クシェツカヤ
サンクトのクシェツカヤさんです。
トランジションが独創的で、ジャンプも高さのある見栄えの良いものを見せてくれます。
今どき珍しい2A3Tを入れた↓はガッツポーズ出たよ!で必見です。
ソフィア・ムラヴィヨワ
最近素材殺しプロなんて言われていましたが今年はすごく良いプロをもらって嬉しいです。
今シーズンすこし調子に波があって、本番で3Aをどれくらい入れてくるかわからないですが多回転なしでも十分表彰台候補です。
トランジション、ジャンプGOE、スピン全てで隙のない選手であり、ぜひメダルを取って欲しいです。
アデリア・ペトロシャン
今年の大本命でしょう。
トランジションがエテリらしく豊富でマイケルジャクソンの振り付けが入ったSPから3Aが決まれば大盛り上がり間違いなし。
FSはあまり私的にピンとこないのですが、SPは本当に大好きです。
ステップにSEみたいなものがいっぱい入っていて音ハメ好きはぜひ見ましょう。
ダリア・サトコワ
ダヴィドフが全露ノービスで発掘した(とされている)サトコワさんがナショナルなんて、時の流れは早いものです。
休養を何度も挟んで今年はアデルメドレーと、すこし味変してきました。
スケーティングを強化してきて、スピードとの兼ね合いにまだ苦戦中ですが、どんな演技を見せてくれるのでしょうか。
クセニア・シニツィナ
ショパンで滑るシニツィナさんです。最近クラシックを使用する選手も減りました。
このプログラム本当にすごくて、ステップの珍しい組み合わせと緩急が玄人仕上がりです。
シニツィナさんのスピンの出はおそらく唯一シニツィナさんだけが実施しているもので、プログラムの邪魔をしない仕上がりで好きです。
マリア・タラライキナ
お帰りなさい、マレフィセント・タラライキナ!
イタリアに移籍を試みましたが、色々な理由でロシアに帰ってきて1年目です。
スケールの大きい滑りと腕の長さを無駄にしない手先まで行き届いた所作が好きです。
今年イグナトフとの切り抜きがありましたが、これはなんだったのでしょうか。
アンナ・フロロワ
3回目のナショナル出場おめでとうございます。
移籍などもありちょっと心配でしたが、思いの外安定しているためナショナルも盛り上げてくれること間違いなしです。
フロロワさんは全部優れているんですが、プログラムに入り込み、曲にあった表情を見せるところが魅力的です。
ChSqが長めで最近淡白な選手が多い中珍しいですね。
リュドミラ・フルソワ
正直何年かぶりに見ている選手でミリしらですが、手数が多くスピード感のある選手ですね。
ジャンプがぶっ飛び型なので、緊張せず最後まで楽しく滑って欲しいです。
マイア・フロミフ
調整にモスクワ選手権に出ていました。
テススケに出た時はスケーティング、所作のスタイルの変貌に驚きました。私は今の方が好きです。
やっぱりエテリだけあってジャンプ前後の動き、徹底したトランジションが良いですね。
ちなみに昔は「クラスターでリンクの三分の一進む」と言われていました。
ヴェロニカ・ヤメトワ
正直日本でヤメトワさんを広報したのは私だという自負が1ミリあるんですが、今もヤメトワさん大好きです。
3Aや4Sに取り組んでいるようですが、無くても試合で210点台を安定して出しているのがすごいところです。
このプログラムは最後のChSqがロコモチーフらしく独特で祭りなので、会場を盛り上げて欲しいですね。
ペトロシャンとワリエワが優勝候補でしょうか。
私の推し、ゴルバチョワも表彰台候補です。
今年は実況スペースを実施する予定ですので、ぜひ一緒に試合を楽しみましょう。