*toaster*
もらっちゃった☆
そういえば昔、トースターのある生活に憧れてたな。
眠い目をこすって下に降りたら
ママがオレンジジュースを手渡しながら頭にキスをしてくれて
パパは新聞を読みながらコーヒーを飲んでいて
そのコーヒーは、もうめちゃくちゃいい香りがするんだけど
私もつい手を伸ばすんだけど、まだ飲めない。
少し高い椅子によじ登るようにして座ると、ちょうどその音が鳴る。
ポンっ。
あつあつのトースト。
はじっこはもちろんカリカリ。
まずはバター。
その上にストロベリージャムをたっぷり。
そんな朝。
私とは、無縁の朝。
私の人生には新聞もトースターもパパもママもない。
そんな奇跡みたいに幸福な朝は、一度だってない。
それでも、
めちゃくちゃ良い香りのするコーヒーを飲んで
愛する人と共に生きて
離れた所にいる誰かから
こうして応援される大人になった。
それって
凄く上等だよな。
いつもありがとう。
仕事に行ってきます。

