平成26年1月25日の四国新聞の記事からです。


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全国ワースト上位が続く香川県内の犬猫の殺処分の減少を目指し、香川県と高松市が設置した動物愛護管理行政協議会(会長・大津佳裕県健康福祉部長)の初会合が24日、同市桜町の市保健所であった。
市は犬や猫を長期間収容し、譲渡につなげる動物愛護施設について、県と市で設置・運営する案を提案した。今後、同協議会で検討を進める。

昨年9月施行の改正動物愛護管理法は、自治体に殺処分ゼロを努力義務として課している。同協議会は実践的な対策を立案・実施するのが狙いで、県市の担当者6人が意見交換した。

ハード面の対策として市は「収容機能に加え、子どもが動物と触れ合える愛護センターを市と県で整備してはどうか」と提案し、県は「収容機能のある現有施設や保健所の機能のあり方などを調整した上で検討する」と述べた。

また、昨秋、県と市で始めた犬や猫を一時的に預かり、新たな飼い主に譲り渡すボランティア制度の登録が6組にとどまっている点を踏まえ、制度の周知を図ることも申し合わせた。

県によると、2011年度に県内の保健所などに収容後、殺処分された犬は2591匹で処分率93・0%は全国ワースト1位。猫は2026匹で同97・7% だった。12年度に処分された犬猫は計4057匹で前年度から減ったが、処分率は9割を超えている。



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