ロミ王子さまとの久しぶりの再会から1年以上の時が過ぎました。
その間、ロミ王子さまとは個人的なやりとりはほとんどありませんでした。
が、ロミ王子さまが6年生になった頃のある日、ふと携帯をみると、
「着信あり」
あれ? 誰だろう?
そう思って履歴を調べたら、
なななな、なんと、ロミ王子さまからです!!!!
ロ、ロミ王子さま、わたしと話すつもりですかーーっ! しかも、電話で!!
そんな緊張するようなことを、なんてロミ王子さま、大胆な!!
と、ドキドキしつつ、いや、そんな大胆なことをロミ王子さまがするってことは、何か緊急の用事があるのかもしれない・・・と思い、10分ほど、携帯を握り締めてドキドキドキドキしつつ、なんとかかけなおしてみました。
トゥルルルルル・・・・・・・
・・・どきどき、どきどき・・・
がちゃ
どきっ
「ただいま電話にでることができません。ご用件の・・・・・・」
ガクッ
る、留守番でした・・・・・・。
なんだかそのときは、あまりにもドキドキしたので、ちょっとだけつながらなくて安心してしまいました・・・。
あ~、それにしても、ロミ王子さま、なんだったのだろう? でも、まぁ、用事があればまたかけてくるよね? 一応、わたしがかけなおした形跡はロミ王子さまの携帯にも残っているのだし。
ということで、その日はドキドキしたまま、終わったのでした。