わたしは、なんどか書いていますが、フェミニストです。
いつフェミになったかというと、就職活動中でしょうか。
それまでは、ちょっと毒舌なだけの普通の女子大生でした。
イケメンをみれば、キャーキャー言っていたし、普通に恋愛にも興味がありました(だから、ロミ王子さまの手紙によく考えずにのってしまったというのもあるし・・・)。
でも、どこかで自分と周りの男性を同一視していたんですよね。もちろん、生物学的な性別として差異があることはわかっていましたが、それを除けばあとは一緒でしょ? って。
男と同じように勉強してきたし、男と同じように議論してきたし、男と同じようにサークルでも役割を果たしていたわけで、その際に、自分が明らかに周りの男性に能力的に劣るなぁなんて感じたことはありませんでした。
だから、仕事だって当然に男と同じようにするし、できるものとばかり思っていました。
でも、社会はそうはみないんだっていうのを、就職活動を通して初めて知りました。
わたしに自分は女なんだっていうのを意識させたのは、愛しい男でもなんでもなく、男社会に初めて接した就職活動でした。
女ということを殊更にあげつらい責めたてる面接を経験していく中で、たまたま出会ったのが、とあるフェミニストの書いた本でした。
フェミニズムって、それまではそこまでいいイメージを抱いていなかったけれども、わたしはすっかりフェミニズムの虜になってしまいました。
これぞ、わたしが求めていた生き方! 人生観、思想じゃないか!!
そして、わたしは恋愛&結婚を放棄し、さらにほんの少しわたしにもあった女らしさを封印し、極左フェミの道を爆走することになるのでした。
そんな当時、ロミ王子さまとの仲はまさに「冬の時代」だったわけですが、わたし自身だけでみればかなり充実した日々を送っておりました。
いつだったかは、友達に、
「なんか、最近のみじんこちゃん輝いているけれども、恋でもしているの?」
なんて言われたこともあったし。
そう! 恋をしているとも言えるのかもしれない。フェミニストとしての生き方に。
女を輝かせるのは、なにも男だけじゃないんですね