一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

第二回書道と煎茶道骨董屋から見る文人趣味でも述べましたが、筆・墨・硯・紙は書斎に必要な最も重要な道具で文房四宝と呼ばれています。

 

書道家にとっては不可欠な道具ではありますが、中国では北宋時代に文人趣味が確立し蘇軾などの文人官僚が自らの内面的な世界や個性を表現する手段として詩書画を重視し、書斎の道具(文房具)にもこだわりを持つようになりました。

明〜清代にかけて最盛期を迎えこの時代に文人趣味は文房古玩の蒐集や鑑賞が盛んに行われました。

 

長い歴史において書道具は単なる道具としてではなく骨董古美術品として愛玩されてきました。

これらの道具は骨董的価値としてどのようなところに注目すべきものなのか考察してみたいと思います。

 

・硯(唐硯)

唐硯は中国の硯の総称で特に四大名硯端渓硯、歙州硯、澄泥硯、洮河緑石硯に代表されます。

 

「端渓硯」

産地 

広東省肇慶市(旧端州)

特徴

紫色を基調とした石質で、非常にきめ細かく、しっとりとした手触りが特徴です。発墨が良く美しい「石眼」や「火捺」などの自然な模様(石紋)が現れることで最高峰とされます。

 

主要な端渓硯の洞坑の種類と特徴

端渓硯の主要な坑は主に「峡山」と呼ばれる西江沿いの地域に位置し、大きく分けて北嶺と南嶺の坑があります。格付けは一般的に以下の順になります(上から最高級)。

 

・老坑(ろうこう / 水巌)

端渓渓谷の最も深い水面に近い場所(水巌洞)で採掘されます。
最高峰とされ石質は極めて緻密で滑らかしっとりとした手触り(潤い)があります。発墨の良さは他の追随を許しません。紫黒色を基調とし、しばしば「魚脳凍」(魚の脳のような白い斑点)や「青花」(青い小さな花のような斑点)、「火捺」(燃える炎のような赤い斑点)などの美しい石紋が現れます。

老坑は水面近くの水巌洞と呼ばれる一つの大きな洞穴から採掘されますがその洞穴内にはいくつかの細分化された採掘場所があり特に「大西洞」と「小西洞」が有名です。

 

<大西洞>

大西洞から産出される石は老坑の中でも特に石質が優れているとされることが多いです。

石紋は非常にきめ細かくしっとりとした触感(潤い)を持ちます。特徴的な石紋としては「魚脳凍」や「青花」(特に「玫瑰紫青花」と呼ばれる紫色の青花)が現れやすい傾向があります。また小さな緑色の斑点である「五彩釘」が見られることもあります。

最高級品として扱われ、清朝時代の優れた古墨と組み合わせることで最高のパフォーマンスを発揮すると言われています。

 

<小西洞>

小西洞も大西洞に匹敵する最高級の石質を誇りますが大西洞と比較すると石色がやや明るかったり石紋の出方に違いがあったりとわずかな感覚的な違いで区別されることがあります。

石紋も魚脳凍や青花が見られますがその出現の仕方や色の乗り方が大西洞とは少し異なると言われています。

 

老坑水巌の洞坑は他の坑と異なり人が腹這いでようやく通れるほどの狭い坑道が1つしかないことが大きな特徴で採掘には多大な労力と危険を伴いました。

現在は資源保護のため1998年以降主要な坑道はすべて閉鎖されているため大西洞も小西洞も新たな原石の入手は不可能であり現存する硯は非常に高い骨董的価値を持ちます。

 

・坑仔岩(こうしがん)

老坑と同じ山(斧柯山)の頂上近くの斜面に位置します。

老坑に次ぐ良質な石で石質は緻密で硬質です。発墨が良く実用性も非常に高いです。老坑と同様に石眼が現れやすいですが、老坑よりはやや硬い傾向があります。

こちらも主要な坑は閉鎖されており希少価値が高まっています。

 

・麻子坑(ましこう)

坑仔岩と同じ山に位置し、比較的広範囲に坑が散在しています。

石質は細潤(きめ細かく潤いがある)で美しい外観を持ちます。発墨も良好で汎用性が高く和墨・唐墨どちらにも適応します。良質なものは美人画に喩えられるほど麗しいとされますが、洗硯を繰り返すと鋒鋩(ほうぼう:石の表面の微細な凹凸)がやや退けやすい(摩耗しやすい)傾向があります。

こちらも主要な坑は閉鎖されています。

 

・宋坑(そうこう)

主に北嶺の一帯から産出されます。

宋代に開坑された歴史ある坑です。石質は端渓石の中では比較的硬めで紫色の「馬肝色(ばかんしょく)」と呼ばれる色合いが特徴です。発墨は良いですが老坑などに比べると鋒鋩がやや粗いと感じる場合もあります。実用硯として非常に優れています。

2006年時点では宋坑のみ採掘が続けられていましたが、現在では主要な坑は閉鎖されている可能性が高いです。

 

その他の坑

・梅花坑(ばいかこう)

宋坑と同じ北嶺から産出されます。石の中に「梅花」のような白い斑点模様が現れるのが特徴です。

 

・緑石坑(りょくせきこう)/ 緑端

鮮やかな緑色の石が特徴です。伝統的な北嶺の「緑石巌」と南嶺で開発された「緑端坑」があります。

 

<鑑識の難しさ>

現代では老坑などに外見がよく似た石質の原石が「沙浦(さほ)地区」などから採掘され流通していることがあります。これらの石は写真などの見た目では判別が難しく最終的には経験に裏打ちされた石の密度や触感で真贋を見分ける必要があります。

 

 

「歙州硯」

産地 

安徽省歙県

特徴

黒色や青黒色の硬質な石で端渓硯に劣らない発墨の良さがあります。金色の縞模様である「金星(きんせい)」や「銀星(ぎんせい)」が現れるのが特徴で観賞価値を高めています。

 

歙州硯の価値は採掘場所である「坑」によって決まります。主な坑は以下の通りです。

 

・老坑(ろうこう)

龍尾山の最も古い坑で唐代から採掘されていました。石質は緻密で端渓硯に劣らない発墨の良さがあります。多くの場合美しい金星や銀星が現れます。

 

・旧坑(きゅうこう)

老坑に準ずる良質な石が産出される坑です。老坑と同様に希少価値が高いとされています。

 

・眉子坑(びしこう)

石の表面に眉毛のような細い模様(眉子紋)が現れるのが特徴です。その模様の出方によって価値が異なります。

 

・金星坑・銀星坑

金色の斑点や線(金星)銀色の斑点や線(銀星)が多く現れる坑です。これらの模様が銀河のように一面に広がる様子は観賞価値が非常に高いとされています。 

 

なお、現在では歙州硯の主要な原石採掘も禁止されており古い坑の原石は非常に希少となっています。

 

<歙州硯の鑑賞ポイント>

最大の鑑賞ポイントは石の中に現れる自然な模様です。

・金星・銀星

光の当たり具合によってキラキラと輝くこれらの模様は歙州硯の象徴です。星の密度、大きさ、広がり方が評価の対象となります。

 

・羅紋(らもん)

髪の毛のように細い線が幾重にも重なった模様で、青みのある石質と相まって何とも言えない清々しさがあります。

 

・魚子紋(ぎょしもん)

魚の卵のような小さな斑点模様です。

 

鑑賞方法

硯に水を張ったり光を当てたりすることでこれらの石紋が浮かび上がりより鮮明に鑑賞できます。

 

<鋒鋩(ほうぼう)と実用性>

歙州硯の石質は硬いですが鋒鋩(石の表面にある微細な凹凸)が細かく均質にあり墨を細かく速やかに磨ることができます。これにより豊かな墨色が得られます。

実際に墨を少量磨ってみることでその発墨の良さや得られる墨色の美しさを体験できます。

 

<彫刻と時代の特徴>

端渓硯と同様に硯の形や彫刻も鑑賞ポイントです。唐代や宋代のものは比較的素朴で簡素な作りが多く明清時代になると技巧を凝らした精巧な彫刻が増えます。

彫刻のテーマや技法から作られた時代の背景や職人の技術レベルを推し量ります。 

歙州硯は派手さはないものの使えば使うほどにその真価と渋い美しさが分かる文人好みの硯と言えます。

 

 

「澄泥硯」

澄泥硯は端渓硯、歙州硯、洮河緑石硯と並ぶ中国四大名硯の一つですが他の三者が天然石であるのに対し澄泥硯は川の底の泥を精製し成形して焼成するという唯一の人工的な焼き物(陶硯であるという点が最大の特徴です)。

 

産地 

澄泥硯の産地は比較的広い地域に分布していますが最も有名なのは以下の地域です。

 

・絳州(こうしゅう)

現在の山西省運城市新絳県が最も有名です。汾河(ふんが)の沈泥を使用して作られます。

 

・洛陽

河南省洛陽市新安県も産地の一つとして知られています。

 

・蘇州

一部では蘇州産の澄泥硯も存在しましたがこれは天然石である「雘村石(かくそんせき)」を澄泥硯と呼んでいた可能性もあり歴史的な経緯は複雑です。

 

澄泥硯の場合、天然石の硯とは異なりどの地方のどの工房で精製された泥かという点が重要になります。

 

<澄泥硯の鑑賞ポイント>

澄泥硯の鑑賞ポイントは石硯とは異なりその独特の質感、豊かな色彩、そして造形美にあります。

澄泥硯の最大の魅力は焼成方法や混ぜる顔料によって生まれる多様な色彩です。

「鱔魚黄(ぜんぎょおう)」(ウナギの腹のような黄色)は最上のものとされ他にも「蝦頭紅(かとうこう)」(エビの頭のような赤色)、「蟹殻青(かいかくせい)」(カニの甲羅のような青緑色)など様々な色合いがあります。

 

<質感と手触り/発墨の良さ(実用性)>

陶器ですが非常にきめ細かく作られており石硯に匹敵する滑らかさを持っています。使い込むほどに手に馴染み艶が出てきます。

澄泥硯は松煙墨との相性が良いとされています。鋒鋩(微細な凹凸)が均一で墨の下りが非常に良いのが特徴です。

実際に墨を磨ることで墨の粒子が均等に降り美しい墨色が得られるかを試すのが理想的な鑑賞方法です。

 

<造形美と歴史>

泥を成形するため天然石では難しい複雑な形状や意匠を凝らすことができます。龍や鐘の形など多様なデザインがあります。また古い時代のものはその時代の文化的背景や技術を伝える歴史的資料としての価値があります。

 

・宮廷工房(清時代 乾隆年間)

清の乾隆帝は文房具の蒐集と製作に熱心で宮廷内の工房で「御墨」ならぬ「御硯」として、最高級の澄泥硯を作らせました。これらは特定の職人の個人名よりも、皇帝の意匠と高い技術力が結集した「官窯」的な作品として価値を持ちます。

 

・絳州の工房

山西省絳州(現在の新絳県)は澄泥硯の中心的な産地であり古くから多くの工房が存在しました。

 

・藺家(りんけ)三代

絳州の澄泥硯製作技術を現代に継承してきた代表的な家系として知られています。彼らの手による作品は現代における最高級の絳州澄泥硯として評価されています。

 

<現代の技術継承者>

2008年に澄泥硯の製作技術が中国の国家級非物質文化遺産に登録されて以降その伝統を守り革新を続ける現代の職人たちが注目されています。

林永茂(りん えいも)・林涛(りん とう)・林曉林(りん ぎょうりん)親子三代は絳州での澄泥硯製作の主要な継承者です。特に息子の林曉林は海外留学の経験を活かし窯の温度管理技術を応用して伝統的な三色から八色へと澄泥硯の色彩を増やし現代的なデザインも取り入れています。 

 

 

「洮河緑石硯(とうがろくせきけん)」

産地 

洮河緑石の産地は現在の甘粛省チベット族自治州卓尼県(チョネ県)の洮河流域です。

特徴

石材は激しい水流が流れる洮河の河底や深い谷間から採掘されます。この採掘の困難さ(水流をせき止めたり、潜ったりする必要がある)が、石の希少価値を高める大きな要因となっています。

端渓硯のような厳密な採掘坑はありませんがどの地域の河底から採れたかまた石質が良いかどうかが重要になります。

 

<洮河緑石硯の鑑賞ポイント>

洮河緑石硯の鑑賞はその独特の石色と石質に集約されます。

最大の特徴は透き通るような深いネギ色(碧緑色)や鮮やかな緑色です。この色は他の硯石には見られない唯一無二のものです。

石質は非常に緻密で粒子が玉のように細やかです。触感は滑らかでしっとりとした潤いを感じさせます。

 

<発墨の良さ(実用性)>

石質が良いため墨の下りが非常に速く滑らかです。これにより豊かな墨色が得られます。

 

<歴史的背景と希少性>

宋代にはすでに最高級品として珍重されており採掘の困難さから「幻の石」と言われるほど希少でした。この歴史的背景と希少性が骨董的価値を高めています。

洮河緑石硯はその美しい色彩から文人たちに愛され実用品としてはもちろん書斎を彩る芸術品としても非常に高い評価を受けています。

 

 

<硯の骨董古美術的な価値とは?>

 

中国史において硯の製作は主に石匠と呼ばれる職人たちによって担われてきました。彼らの多くは自身の名を前面に出すよりも産地の伝統や石材の良さを活かすことを重視したため絵画や書のように個人の「作家」として広く名が知られている人物は多くありません。

しかし、その中でも特に名を残し、後世に影響を与えた著名な作硯家が存在します。

 

・顧二娘(こじじょう)

舅(しゅうと)である名硯匠、顧徳麟(ことくりん)の技術を継承し夫の死後女性の身で20年以上にわたり作硯家として独立して活躍しました。

彼女の作品は優美で繊細、そして古雅(こが:古風で雅な趣)を兼ね備えた作風が特徴でした。石の自然な形を生かしつつ緻密な彫刻を施す技術は当時から高く評価され多くの文人や高官が競って彼女の硯を求めました。

彼女の銘(落款)が入った真作は極めて少なく現代の骨董市場では非常に高値で取引されています。北京故宮博物院などにも彼女の銘が入った作品が収蔵されています。 

 

・唐積(とうせき)らに記録された名工たち(宋代)

宋代の文人唐積が著した歙州硯譜には歙州硯の産地である歙県で活躍した劉、周、朱といった姓を持つ11人の名工や載氏、方氏、胡氏、汪氏といった家系の職人たちの名が記録されています。
これらの情報は個人の作家というよりは産地における卓越した技術を持つ職人家系の存在を示しておりこの時代にはすでに硯師の技術が体系化されていたことが分かります。 

 

<作硯における「作者」の重要性>

中国の作硯の世界では絵画のように個人の「作家性」が強く出ることは比較的少なく以下の要因が価値を決定づけることが一般的です。

 

・石材の品質

どの産地のどの坑(老坑、坑仔岩など)の石か。

 

・時代の意匠と技術

唐代、宋代の簡素で力強い作風、明清時代の精巧な彫刻など時代の特徴が反映されています。

 

・沈石友

沈石友 (1858-1917) は清時代末期から中華民国初期にかけて活躍した中国の文人(学者、詩人、書家)であり特に古硯の蒐集家・鑑識家として非常に著名な人物です。

彼は多くの名硯を収集し、それらを「沈氏研林」と名付けたコレクションとして体系化しました。彼のコレクションには端渓硯や歙州硯などの最高級品が含まれておりそれらの石質や歴史的背景について深い知識を持っていました。

沈石友は呉昌碩の芸術を高く評価ししばしば自身の名硯を見せて交流を深めました。

彼は呉昌碩に愛蔵の硯の側面や裏面に漢詩や銘文を刻むよう依頼しました。呉昌碩の力強い書体で刻まれたこれらの銘文は硯の芸術的価値をさらに高め二人の友情の証となっています。これらの「銘入り硯」は、現在骨董市場で非常に高く評価されています。

 

次回は墨について骨董古美術的な価値を考察してみたいと思います。

 

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連・拓本・法帖・碑帖など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

 

 


 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

骨董品収集を趣味にされている方が皆様の周りにはどのくらいおられますでしょうか?
骨董品に馴染みのない一般の方々からすれば骨董品と聞くと何を思い浮かべるでしょう?
お皿や壺?日本刀?掛軸?
骨董品と一括りに言っても本当に数多くの分野が存在し、またその魅力は計り知れないものがあります。
骨董品収集家はぞれぞれの分野で独自の趣向や美意識、浪漫の探求のため骨董の世界へと吸い寄せられているのではないでしょうか。

筆・墨・硯・紙(ひつぼくけんし)。書道をされている方々からすれば不可欠な道具です。
筆の弾力、墨の濃淡や滲み、紙の吸水性、硯の鋒鋩の良し悪しなど、道具の特性を熟知し、使いこなす技術が書道家には求められます。
長い書道史のなかで筆・墨・硯・紙は各時代の技術革新や書風の変化に応じて進化してきました。

筆・墨・硯・紙は書斎に必要な最も重要な道具で文房四宝と呼ばれていますが、それらに加えて以下のようないわゆる書斎の遊び道具も含めた総称が文房清玩です。
文房清玩とは書斎に置かれるべき、趣のある愛玩品全般を指します。
・筆架、筆筒、筆洗、水滴、鎮紙、硯屏、墨床、印材、印盒、机上瓶、紙切、香炉
・書斎を飾るための古銅器、玉器、磁器、奇石、骨董品など


中国史における「文人」とは、単なる文学者や芸術家を指すのではなく、儒教の教養を身につけ、科挙(官僚登用試験)に合格して官僚(士大夫)となった知識人階級を指します。彼らは政治的役割を担う一方で、詩文、書画、音楽、茶といった文化・芸術活動を深く愛好し、中国社会と文化の形成に決定的な影響を与えました。


煎茶は、もともと中国の文人たちが書斎で楽しんだ喫茶の習慣に倣っています。そのため、煎茶席は文人の書斎に見立てられ、その空間を構成する要素として文房清玩が不可欠でした。
煎茶会では、席主(亭主)が自らの美意識や学識に基づき、茶道具とともに筆、墨、硯、紙などの文房四宝や、古銅器、奇石などを飾り付けます。
これらの品々を鑑賞することで、客人は俗世間から離れた、静かで雅な「清風」漂う非日常的な空間へと誘われます。


文人趣味の具体的な活動
1. 精神性の追求と「離俗清風」
文人たちは、世俗的な名利から離れ、自然と一体となるような高潔な生き方を理想としました。お茶を飲むことは、こうした隠逸の精神や内省の時間と深く結びついていました。 


「茶禅一味」
禅宗の影響も受け、お茶を飲む行為を通じて精神を統一し、悟りを求める思想が広まりました。


非日常の演出
彼らにとって茶会は、日常を離れた非日常的な「サロン」のような場であり、詩を詠み、書画や古美術品を鑑賞しながらお茶を楽しみました。この風雅な集まりは「文会」とも呼ばれました。 

2. 明代の喫茶法転換と文人の美学
明代に団茶が廃止され、散茶が主流となったことが、文人趣味としての煎茶文化を決定づけました。


簡素さの美
散茶は唐宋代の煮る・点てるといった複雑な作法よりも簡便に淹れられました。文人たちは、この簡素な淹れ方の中に「自然体」や「無駄のなさ」といった美意識を見出しました。

茶書による体系化
文人たちは、水の選び方、湯の温度、茶器の選定、茶葉の量や淹れ方までを詳細に記した専門書(茶書)を数多く執筆しました。これにより、煎茶の作法が文化として体系的に確立されました。

3. 道具へのこだわりと審美眼
文人たちは、使用する道具にも強いこだわりを持ちました。


宜興窯の紫砂壺
 明清時代には、江蘇省宜興で作られる紫砂壺が文人たちに愛好されました。彼ら自身がデザインに関わったり、壺に詩句を刻んだりすることもあり、道具そのものが芸術品としての価値を持つようになりました。


「唐物」への憧れ
 日本の煎茶道においても、中国の青磁や青花といった唐物の茶器が珍重され、文人たちはこれらの美術品を囲んで芸術談義に花を咲かせました。 

 

日本の煎茶道への影響
中国の文人たちによるこうした煎茶趣味は、江戸時代中期に日本に伝わり日本の文人たち頼山陽、田能村竹田の間で独自の「煎茶道」として発展しました。日本の煎茶道は、中国の文人文化への憧れと、簡素さの中にある精神性を重視する姿勢を色濃く受け継いでいます。

 

煎茶における文房清玩の鑑賞は、単に美しい道具を眺めるだけでなく中国の文人文化の精神性を共有し、風雅な空間を演出するという重要な役割を担っています。 
具体的な鑑賞の側面は以下の通りです。


1. 世界観の共有
道具への愛着と審美眼の披露
文房清玩の鑑賞は収集家の審美眼や道具への深い愛着を互いに披露し合う場でもありました。 
由来や故事来歴

道具一つひとつには中国の故事や文人の逸話に基づいた意味や由来があります。煎茶の亭主と客人は、これらの道具を手に取ったり、眺めたりしながら、その背景にある文化的な文脈やいかに希少で優れた品であるかといった話題で談笑します。


共感と教養

このような道具談義を通じて互いの教養の深さや趣味の良さに共感し親睦を深めました。


2. 具体的な鑑賞方法
煎茶席における鑑賞は茶事が進行する中で自然に行われます。
点前中の鑑賞

亭主が茶を点てる間、客人は飾り付けられた道具や文房具を静かに眺めます。


茶席終了後の鑑賞

茶が二煎程度ふるまわれた後、茶席が終了となると客が各自で道具や文房席(文房清玩を飾る棚やスペース)を鑑賞する時間が設けられることもあります。


席上揮毫

現代の煎茶席では稀ですが、かつては文房清玩を用いて実際に書や画を描く席上揮毫が行われその様子を鑑賞することもあったようです。 
煎茶における文房清玩の鑑賞は、単なる目の保養ではなく、中国の古典文化への敬意と理解を示し、その精神性を現代に再現しようとする、知的で風雅な交流の一部なのです。

 

骨董的な観点から文房清玩を説明するとそれは中国の歴代王朝時代に作られた書斎文化と深く結びついた美術的・歴史的価値を持つ品々を指します。単なる古い文房具ではなく当時の文化的な背景や人々の美意識を反映したコレクターズアイテムです。


主な骨董的価値と特徴は以下の通りです。

美術的・工芸的価値
骨董としての文房清玩はその素材選びや緻密な細工意匠に高い美術的価値があります。


素材の多様性

単に木材や石だけでなく、玉、青銅、象牙、竹、磁器など希少で高品質な素材が使われました。


技術の粋

著名な職人や工房による精巧な彫刻や象嵌、絵付けが施されており、当時の最高峰の工芸技術を見ることができます。


鑑賞と収集

 文人たちは、これらの品々を手に取って鑑賞し、素材の質感や経年変化による手垢の味わいを楽しみました。


3. コレクション対象としての広がり
もともとは一部の士大夫の趣味でしたが、明時代末期には庶民の間にも書画骨董のブームが広がり投機の対象となるほど人気を博しました。この頃から多くの収集家が現れ彼らが著した洞天清禄集や考槃余事といった文房清玩に関する専門書も存在します。 


骨董市場における「文房清玩」
現代の骨董市場では、文房清玩は、筆、墨、硯、紙といった文房四宝に加え、水滴、筆筒、印材、文鎮、硯屏など書斎に関連するあらゆる小美術品を包括するジャンル名として確立されています。中国美術骨董の中核をなす分野の一つとして世界中のコレクターに取引されています。 

 

次回は文房古玩の魅力に迫ってみようと思います。

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連・拓本・法帖・碑帖など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

 

 

 


 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

弊社は山梨県市川三郷町に御座います。

 

市川三郷町は旧市川大門町、六郷町、三珠町の三町が合併し生まれた町です。

 

書道文化のとても根付いた地で市川大門は和紙の町、六郷町は判子の町として有名であり六郷は印章生産日本一を誇っております。

 

また、市川三郷町のお隣富士川町(旧鰍沢町)では雨畑硯が全国的に知られております。

 

市川大門地区の大門碑林公園は中国の陝西省西安碑林と山東省曲阜碑林の名碑を最古の良拓本を基に創建当時のままに復元されたものが十五基公園内に展示してあります。園内では採拓も実際に経験できますので拓本にご興味のある方などにはおすすめです。

 

下記が十五基

 

①八分隷の代表作の一つ

 西嶽崋山廟碑 後漢(165年)

 

②漢隷の中で最も女性的な美しさ

 曹全碑 後漢(185年)

 

③漢隷古拙派の代表

 張遷碑 後漢(186年)

 

④中国書道史上における楷書の第一

 九成宮醴泉銘碑 唐(632年)

 

⑤漢の隷書第一の名品

 礼器碑 後漢(156年)


⑥北魏体の代表作

 張猛龍碑 北魏(522年)

 

⑦北魏体の名品

 高貞碑 北魏(523年)

 

⑧柳公権の代表作

 玄秘塔碑 唐(841年)

 

⑨初唐の三大家の一人、欧陽詢の書

 大唐宗聖観記碑 

 

➉唐の楷書の代表作

 孔子廟堂碑 唐(626年)

 

⑪⑫初唐楷書の名品

 雁塔聖教序碑

 雁塔聖教記碑 唐(653年)

 

⑬行草書の典型

 集王聖教序碑 唐(672年)

 

⑭初唐楷書の名品の一つ

 皇甫誕碑 唐(627~641年)

 

⑮顔書の代表作

 顔氏家廟碑 唐(780年)

 

書聖王羲之をこよなく愛した北宋の太宗皇帝が10世紀に法帖淳化閣帖を作りますが、13世紀元の時代に活躍した趙孟頫がこの淳化閣帖の初刻本を求めますが全冊そろえるまでには相当な苦労があったようです。

 

後に元版の石は焼失したため、多くの復刻版(翻刻、模刻本)が作られました。原拓本を基に新たに石碑の製作や版木版なども作られるようになり翻刻、模刻が繰り返されたことにより元版の姿からは離れてしまいました。

 

このことから拓本は原拓本に近い古い物のほうが価値を生み出されてきたわけです。

 

淳化閣帖の有名な翻刻本には以下のようなものがあります。

 

・大観本 

淳化閣帖は時代を経るにつれて、偽作が紛れ込んだり文字が摩滅したりといった問題が生じました。そこで、徽宗皇帝の勅命により、大観年間に新たに原本を校訂して復刻されたのが大観帖です。

 

・泉州本 

南宋時代に福建省泉州で賈似道が作成させた翻刻本。比較的原本に近いとされ評価が高いです。

 

・粛府本 

明の時代に粛王家で作られた復刻版です。 明代の他の多くの復刻版と比較して、失われた北宋時代の元版の形や精神を比較的忠実に再現しているとされ、非常に価値が高いとされています。

 

・玉泓館本 

明の顧従義による翻刻本。     

 

・潘氏本 

明時代の書家である潘寅叔とその子である潘雲龍が制作した再刻本。

 

・陝西本 

清朝初期、順治3年に関中の人物である費甲鋳によって明代に作成された粛府本を底本として模刻された版木本。

 

・欽定重刻淳化閣帖

中国清時代の乾隆帝の勅命によって編纂された法帖。


現在の市場や収蔵家が所有している可能性があり入手できそうな物は陝西本あたりまででしょうか?

 

骨董古美術品全般に言えることですが、拓本や法帖、碑帖、漢籍なども同じものでも蔵書印や鑑蔵印、題跋など著名な来歴の良い物のほうが付加価値が増します。

 

清朝中期以降になると考証学の隆盛に伴い、金石学が盛んになった影響で、実物の碑文が重視されるようになりました。阮元や包世臣といった学者が碑学を理論的に唱導し、一大転換期を迎えました。

 

清朝も後期になってくると法帖は長い歴史の中で何度も模刻が繰り返され、真跡から離れてしまっているという批判が出てくるようになり鄧石如や呉熙載、趙之謙らが輩出され碑学派の大家呉昌碩、康有為へとつながってゆくわけです。

彼らの書は金文や北魏時代の石碑の書体(北魏書)に由来する骨太で力強く独特の趣を持つ書風を特徴としています。この書風は当時の書道界に大きな影響を与えました。

 

書道家、収集家、研究者、骨董屋など立場が違えば物の見方も変わりますよね。

 

私は書道家にはなれませんがその背景の認識は共通しているようにも思います。

 

大雑把ですが第一回 帖学派/碑学派 骨董屋から見る書道具はおしまいです。

 

 

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連・拓本・法帖・碑帖など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

 

 

 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので季節の移り変わりはとても速いですね。

 

秋は骨董品なども比較的よく動く季節ですのでこれから冬に向けて忙しくなってくることが予想されますが、暑さも和らいで動きやすくなった分頑張って買取をさせていただきたいと思っております。

 

最近の骨董品などの近況ですがコロナ禍以降特にご年配の骨董品収集家や中国人バイヤーなどの購買力をもったお客さんが徐々に減少傾向にあることを実感していましたが、今年はよりいっそう顕著な年になってきたように思います。

 

同業者間の世間話でも浮いた話はほとんどなくお客さんが減った、まったく売れないなど景気の悪い話ばかりです。市場においても中国人バイヤーの減少が著しく本国の不動産バブル崩壊で悲惨な状況のようです。

逆に株価は最高値を更新し続け、金価格もうなぎ上り。

肝心の骨董品はというと…

有事の「骨董品」とはならないですもんね…

バブル期を経験された諸先輩方の骨董屋さんは昔は印判の皿で飯が食えたとか高いものから売れて行ったみたいな今では夢物語のような黄金期を経験されていて税制面でもよい時代でしたし骨董品バブルの良い時代でした。

 

今は本当に厳しい時代になってしまいましたが骨董ファンがいる限り浪漫屋は古きよきものを後世へつなぐ架け橋であり続けたいと思います。

 

今年も山梨県内のお客さまはじめ静岡県、長野県、神奈川県など県外のお客様にも買取のご依頼を多くいただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

HPを見ていただき当店がなにも捨てずにそのままの状態でお見せくださいと書いてあったからなにも捨てないでおきました。

とお客様に大丈夫ですか?と心配されますが全く問題ありません。逆にご対応頂いたことに感謝しております。

当店をお選びいただき本当にありがとうございます。

市場価格と照らし合わせ利益の出る範囲でしっかりと買わせていただきますのでご安心ください。

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

 

 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

早いもので2025年も3月ですね。

 

今年は第二次トランプ政権が始動して世界に新たな変革が訪れる年になるのでしょうか?

 

日本も増税やインフレなどの影響が叫ばれており、日々の暮らしが不自由になってきていると実感することが多くなってきたのではないでしょうか?

 

世界の国々はトランプ大統領の如く自国の国益や国防のため自国ファーストは常識な上で政治が行われておりますよね。

 

肝心の日本はというと・・・

 

政治家は民意で動かねばならぬ者だと思うんですよね。日本の政治家は本当に日本国民ファーストなのでしょうか?

 

国民の意識以上の政治家は生まれませんから、今の政治家達も私たち日本国民を鏡に映したようなものだと考えると日本国民自身が自傷行為をしていることになるのでしょうか?

 

私は仕事柄先の大東亜戦争(太平洋戦争)を経験された方々の回顧録を読む機会が多いですが、当時の日本を取り巻く状況というのは今とは比べ物にならない程、弱肉強食の時代であったと感じます。

 

その中で一人一人が日本国民として自分自身や国のおかれた立場をしっかりと当事者意識をもって乗り越えていたことに今の日本国民にはない気概を感じました。

 

またある方のお言葉に今の日本人が心まで戦争に敗れてしまったのだと実感させられる一文がありましたので載せさせていただきたいと思います。

 

「晴天の日のみならず曇りあり、暴風雨来る日に備え祖国防衛は国民一人一人の務めであることを忘れてはならない」

 

国家あっての日本国民です。

 

住む家をなくした民がどうなるかは・・・世界を見渡せば明白ですね。

 

世界は孫氏の言葉の如く戦わずして勝つを実践し、日本だけが戦わずして負けてるように思えてなりません。

 

眠れる獅子はこのまま眠ったままなのか?

 

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

今月で浪漫屋をはじめて15年目を迎えます。15年の間に数々の刀剣・武具・骨董・古美術品などを扱わせて頂きました。

 

そしてたくさんのお客様にお会いし多くのことを学ばせて頂きました。

 

単に骨董といっても多くの種類があり一般的にイメージされるのは日本刀やお皿、壺、掛軸などと思います。

 

数寄物の世界ですのでどれ一つとっても、はまってしまうと底無し沼のような世界に陥り、一生をかけても探求しえないものになってしまいます。

 

大変裾野の広い骨董品の世界ですがその中でも私自身も大好きな分野で文人趣味系統の煎茶と文房古玩というものをご紹介させて頂きたいと思います。

 

そもそも文人趣味とはなにかと分かりやすくいうと風流にお茶を飲んで、読書をして、好きなことを悠々自適に楽しむ世界だといえるのではと思います。

 

 

 

水滴と言ったら李朝ですね。

 

煎茶を頂きながらその道具を楽しんだり漢詩を書いたり文房道具を飾ったり書画を楽しんだり文人趣味にみる煎茶と文房清玩の世界のご紹介でした。次回はもう少し踏み込んだ楽しみ方をご紹介できたらなと思います。

 

 

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

 

 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

前回の刀剣に引き続き武具物で大変希少で面白い陣笠が入りましたのでご紹介させていただきます。

 

江戸期在銘の明珍守助作鍛鉄打出龍図陣笠になります。

 

両目には金象嵌も残り、甲冑師だけあって鉄味の良い陣笠になっています。

 

 

 

 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

今年はコロナが騒がれなくなってきたこともあり骨董品や日本刀の買取がとても増えております。

 

山梨県をはじめ静岡県、長野県、神奈川県など県外へも出張買取へ行く機会も増えとてもありがたいことに忙しい日々を送らせていただいております。

 

今回はそんな中とても珍しく現存数の少ない山梨県は甲州で作刀された江戸後期ほぼ幕末の新々刀をご紹介させていただきます。

 

在銘は「甲州於勝山城南久次作之」「天保十三年二月日」

長さ87.5㎝ 反り3.8㎝ 大切先

 

名鑑によると甲斐国田原(現在の都留市都留文科大学~都留市役所)あたりで作刀していたようです。

 

勝山城は1594年(文禄3年)に浅野長政の家老浅野氏重によって築城され、1704(宝永元)年の当時の谷村藩主であった秋元氏が川越へ転封の際に廃城になった城です。

 

大変鍛えの良い刀で地刃冴えて地中の働きもよく鑑賞向きのお刀です。

 

一徳斉助則が甲州郷土刀で有名ですがこの久次もなかなかの物です。

 

 

 

 

 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、買取日誌を通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

今年も残すところ1ヵ月半位になりました。1年間が年々早く過ぎ去ってゆくように感じる今日この頃です。

早いもので浪漫屋も来月で15年になります。とても長かったようにも感じますが、あっという間だったようにも感じます。

15年前と比べると世の中も良くも悪くも変化し、生きやすくなったのか生き辛くなったのか正直判断に迷うというのが感想です。

15年で骨董業界も大きく変わり、時代の移り変わりに対し臨機応変に対応して行かなければ生き残れない難しい局面を迎えていることを痛感しております。

細く長く15年間続けてこれたのは良きお客様との出会いであり、数々の繋がりが生まれた結果であったと思います。

今年も多くのお客様より買取のご依頼を頂き本当に感謝を申し上げます。

 

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟

 

ご訪問頂き誠にありがとうございます。 

 

一般的には馴染みの薄い日本刀・骨董品の買取りという仕事ですが、ブログを通じて少しでも身近に感じて頂けたらと思います。

 

今年は元日の能登地震から始まり災害や事故など痛ましい出来事がこの1月に立て続けに起こり今後が思いやられると口々に騒がれているのを耳にします。

 

震災や事故で亡くられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

今年2024年~2025年にかけては災害などいろいろな不吉な事が起こると以前より騒がれてきましたが経済においても不吉な予感しかしません。

 

中国経済はすでにぼろぼろで以前にくらべ骨董品の買戻しにきている中国人バイヤーも減り買わなくなってきました。

 

本当に良い物しか値段が付かなくなり二極化の著しい骨董業界ですが、さらに今年は経済のリセッションも騒がれており逆風の年になるかもしれません。

 

 

日本刀・骨董品の買取でどのお店を選べばいいかわからない、誠実に査定してくれるのか不安などお悩みの際は、買取実績豊富な浪漫屋へお気軽にご相談ください。 

 

お問い合わせ・買取の御相談はこちらまで弊社ホームページ

 

http://kottou-romanya.com

 

出張買取費・査定お見積もりはすべて無料です!

 

お気軽にお問い合わせください

 

 

当店では現在下記の品を強化買取させて頂いております。 

・日本刀 ・武具(甲冑) 

・書道具(硯、墨、筆、紙、その他文房清玩など)

・印材・印譜・篆刻関連など 

・煎茶道具(急須(茶銚/茶壺)、茶托、水柱、茶入れ(茶心壺)、涼炉、煎茶碗(茗碗)、茶合、茶籠、器局など)

・書画・掛軸(中国関連、黄檗宗墨蹟、文人画など)

・古書・古典籍・古写経・墨跡/墨蹟