想像?というか妄想?のなかで、

大好きだった彼と眠らなくなったのは、いつの日からだっただろう。

 

私は結構最近まで彼の腕まくらで寝ていた。(妄想の中で)

妄想なのにもかかわらず、とてもリラックス出来た。

 

彼の腕の中に入る瞬間、「ふぁ〜」と、溶けていく感じ。

すべて、許される感じ。

 

 

最近の私は、こんな事ばっかり書いている。
かつて愛した彼への、強い思い。
それを、懐かしんだり、哀しんだりしている。

 

 

彼を愛していた時の私は、命懸けだった。


実際にはもちろん命の危険なんてなかったけど、

心はいつも生きるか死ぬかだったし、

大袈裟ではなく、心に関しては実際に何度か死んだ

 

でもあの日々は、今思い返しても最高だったと思う。

愛と絶望しかなかったのに。

 

 

私は今でも、毎日の様に自分に問いかける事がある。

 

もし、別れる事になったあの日にタイムスリップ出来たら。

 

どうする?別れたくない?

何度も何度も無意味な質問を繰り返す。

 

でも答えはいつも「NO」だ。

私はタイムスリップしたとしても別れる事を選ぶ。

今でも彼のことが好きなのに。

 

なぜなら別れることになった時の私は、私のことが嫌いだったから。

 

そのときの私は、毎朝彼を見送れることを喜ぶのやめて、帰りが遅い事を嘆くようになったから。そんな自分をどんどん嫌いになった。

 

 

今はどうか?今の自分の事は結構好きだ。

彼はもう居ないけど、一人でいる私を日に日に好きになっていく。

 


それは、お酒を飲むのを辞めた時の感覚に少しだけ似ている。

 

私は約半年間、禁酒をしていた。

 

お酒が嫌いになって辞めた訳じゃない。

何か酷い失敗をした訳でもない。(過去には確かに酷い失敗もあったけど)

 

好きだからこそ、一度きっぱり辞めたくなった。
お酒を飲んで、生活がだらしなくなる自分が嫌いだったから。
お酒は悪くない、もちろん悪いのは私なんだけど。

 

禁酒する事はそんなに辛くはなかった。
飲めない事にはすぐに慣れたし、何より規則正しく生活が出来る様になって、

自分を好きになれた。

 

でも、2年間の予定だった禁酒は半年で終わりを告げる!笑

なんかもう規則正しくは良いから、楽しい事を沢山したい!!

って気持ちに変わった。

 

 

 

途中で禁酒を辞めた事は後悔していないのだけど、

禁酒する前とはお酒との関わり方が変わった。

 

まず、禁酒を辞めた今でもそんなにお酒を飲まない。

多くても月に2〜3回。
仕事終わりのビールは私の生活から消えた。

 

その事を寂しいな、と思う事もある。
何も考えずにお酒に守られていた日々は、それはそれは幸福だった。
辛い事もあったとは思うけど、酔っていたんだから。覚えてない!笑

 

だけど、お酒を沢山飲んでいたあの頃に戻りたいかと聞かれたら。

これも答えは「NO」だ。


だって今の私の方が素敵だから。

誓ってもいい。
もしも禁酒の経験がなければ、今私はこの記事を書いていない。

毎日投稿するなんて不可能だったと思う。

 

あの半年間は私にとって特別な半年。
なくてはならないもので、ほんの少しだけ私を変えてくれた。

 

決してお酒への愛がなくなった訳ではない。
その陽気さを私は忘れる事が出来ないし、その香りだけが私を酔わせる。


だけど永遠に酔っていられない事もまた、私は知ってしまったのだ。

 

 

永遠に酔っ払っている事など出来ない。

 


私たちはその事を知っている。

 

 

知っているから飲むのだろう。

 

 

永遠に酔っ払ってはいられない事を忘れる為に。