今日は、天気予報と違って、朝から雨。
時々晴れ間も見えましたが、一日中雲の多い空。
キレイ
7分咲きくらいかな
だからいっぱい咲くとなんだか桃源郷みたいです。
甘酸っぱいいい香りが風にのって流れてくるし。
←スイセンも満開
このスイセンは何色
玉子色
作りものみたいにきれいなスイセンたち。
さて、
これは、なんでしょう→
1mくらいの長さの桜の木を、ガーデンの中に、何年もの間、置きっぱなしにしてあったんです。
1mくら
←それが、こんな風に
土みたいになってきてる
材料は桜の木だけなのでしょうか。
ガーデンの土に混ぜたら、植物たちが元気に育ちそうだな
↓混ぜるのを待てずに、こんなところに生えてる植物が。
←これはマレインという植物。
夏に2mくらいの花茎を立ち上げて、黄色い小花をタワー状に咲かせます。
開花期にはたくさんのお客さんに名前を聞かれます。
マレインも性質がとても丈夫な植物です。
桜の木を土に変えているものの正体は→
これは、
さるのこしかけ
キノコの一種です。
さるのこしかけ、森の精なんて呼ばれることがあるそうです。
←すべすべで硬い感じです。
キレイ。
さるのこしかけも、
キノコの一種であるので、菌が繁殖培地である木に付着すると、木の中で菌の数を増やし、充分に菌が増えると、表に生えてきます。
さるのこしかけは、
枯れた木に生えることが多いそうですが、
生きた木にも生えます。
どちらの場合にも、
空中を漂っていた菌は、木の切り口などから木の内部に侵入して、
菌を増やしながら木の中心部を腐食させていきます。
だから、
生きている木に、さるのこしかけが生えてきたら、その木は木材としてはもう利用できないってことです。
中心部が腐食しているばずだから。
でも、
さるのこしかけは、寿命を迎える木を知らせてくれる存在だと言う人もいます。
つまり、じき、土にかえるべき木に、さるのこしかけは住みつくのだ、というわけです。
それで、森の精
なのかもしれません。
さるのこしかけは、木を再び土に返し、土を豊にし、再び木を育て…。
自然界の循環を動かしている存在なのだ、というわけです。
それで、森の精
まだだいぶ明るい。
日がのびてきたなぁ~
この森で、
今日は森の精に出会ったな
再び新しい木が育つ豊かな森になる知らせ。
ではでは。ハーブ姫でした。