新宿のハイアットで行われた小田急電鉄の株主総会に参加しました。
小田急5000形のクリアファイルをいただきました。
会場スタッフはフェイスシールドをしていて異様な雰囲気です。株主は間隔をあけた椅子に座っており、会話できる距離ではないため、とても静かです。
マスクを外した株主に対して、すかさず社員さんはマスク着用を促していました。
予定通り、午前１０時に総会が開始になりました。今回は１時間以内に終わらせたいと説明がありました。
１０時２０分、質問タイムです。今回は合計８名から質問がありました。概要だけ下に記録します。
質問１ 箱根登山鉄道の復旧見込み、費用、公的支援は？
→ ３０数億かかる。補助は出る見込み。２０２０年７月２３日再開。
質問２ イメージキャラクターを設けては？ 売れない役者でも良い。
→ 固定的なイメージキャラクターは、一部ではマツダゼルビアの監督が若干ある。参考にさせていただく。
質問３ 車内マナーが悪い。また、そのことを本社に伝えたら塩対応された。
→ 車内アナウンスやポスターで啓発している。最近はリュックサックを背負ったままについてのこともある。強制はできないはお願いはしている。
本社対応が悪いことはおわびする。車内マナーの苦情はお客さまセンターにたびたび意見を頂いている。今後も対応していく。
質問４ ２０１９年１１月３０日から相鉄がJR経由で新宿乗り入れをしたことについての影響は？
→ 元々乗り入れの本数が少ない。現時点では影響はない。そもそも大和から新宿、海老名から新宿の運賃は、小田急が安く優位性がある。
質問５ 下北沢駅急行線の外観が汚れている。清掃をしっかりして欲しい。また車内の換気はどうなっているのか。
→ 車両は洗剤を色々試してみて、清掃している。特に汚れているところは手洗いを行っている。
下北沢駅は最初に使い始めたホーム。線路に石をひいており、汚れがち。手の届く駅部分は洗浄している。
車内換気は窓を開けるよう取り組んでいる。
質問６ 御殿場線に急行を乗りいれて、利便性を向上して欲しい。
→ 御殿場線はJR.東海のものであり、また単線でもある。特急のふじさん号を乗り入れている。新宿からは高速バスが１時間に２本程度乗り入れている。御殿場も、富士箱根エリアとして一体となって連携している。
質問７ ロマンスカー乗務員のモチベーションアップを行って欲しい。1乗車につき、手当をつけて欲しい。
→ ご意見として頂戴する。
質問８ 小田急は箱根登山鉄道や江ノ島観光にどう関わってきたのか。
→ 箱根登山は７月２３日に再開。神奈川県や箱根町の多大な協力あり。箱根登山鉄道だけでは要員が足りないので、小田急から技術者を派遣した。
今後の観光はコロナの影響で海外の客が見込めない。まずは国内からの旅行者の復活を目指していく。
質問は事前に「多くの人からの質問を頂戴するため、１人１問とさせていただきます」と説明があったにもかかわらず、複数の質問を使用としている人がいて、うんざりしました。
意思疎通できない株主が質問して小田急から回答を受けても、それを理解できないのではないか？ そういった株主はそもそも質問する資格が無いのでは？・・・と思ってしまいました。
１０時５２分、議案採決です。
１０時５４分、閉会です。この後すぐに新監査役の紹介です。
１０時５６分、役員一同起立し、一礼し、幕がおりて本当に終わります。
来年もこれぐらい時間が短いと良いと思いました。