用意されていた席は、乾杯の音頭の声が響く部屋を抜け、
狭い梯子型の階段を登って鍵型に曲がったらそこに設えられていた。
その道程がシュッっと音をさせながら移動している感じがしたし、
その席に座ったら乾杯の音頭の席が上からよく見えて、隠密行動をしているみたいだった。

忍者みたいとクスクス笑いあって宴が始まった。

歓迎にフカヒレと煮穴子の土瓶蒸し、土瓶蒸しといえば松茸と思っていたら
フカヒレと煮穴子なんてめずらしい。

$エッセイスト料理家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』



先付けはいくらと旬野菜の茶碗蒸し、
前菜には白ごまの風味とトロリとした呉豆腐と、茄子と鰊の冷やし煮物。

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刺身は5点の盛り合わせで、日本酒と共にと嬉しくなる。

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揚物は海鮮と京都産野菜の天麩羅を特製抹茶塩で食す。

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逸品に鮪1本から1個しか取れない希少部位のマグロのテールステーキ。
私にはハードルが高かった。

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サーモンと豪華海鮮のせいろ蒸しは野菜がたっぷり食せてこれは嬉しい。

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〆のひとしな、松茸香る釜炊きご飯。
香の物とお茶がつけば完璧だったのに…ちょっと残念だった。

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自家製甘味はゆず香る羊羹。

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お後がよろしいようで、ごちそうさまでした。


【個室ゆるり 京庵 六本木店】
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