すっごいタイトルだ、と思った。
"極道めし"なんて…、それでもすっごいタイトルだと思えばこそ、
その映画を見たくなるのが私の心だ。
好奇心に火がついた。

$エッセイスト料理家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』



【ストーリー】(シネマトゥデイより)
とある刑務所。
傷害罪で入所した栗原健太(永岡佑)、通称“新入り”が刑務所の地味な食事に落胆していると、
その様子を見た同じ監房の4人が、新入りの分の食事を平らげてしまう。
そんな刑務所の食事の中でも特別なのが、年に一度しかない正月のおせち料理。
この監房では、おせち料理を懸けて思い出の味を語るバトルをするのが恒例だった。
まずは、相田(落合モトキ)が母の味を語りはじめ……。

映画の中に登場する料理たちは、制限され自由を奪われた監房の住人4人が語ると、
これでもかというくらい華やぐ。
劇中のそれぞれもゴクリとノドを鳴らしているけれど、
それを見ている私も負けないくらい何度もゴクリとノドを鳴らしてしまう。
そしてその中の一人、新入りが思い出とともに語ったのラーメンをどうしても再現したくなった。
新入りが傷付けても愛していた、自分のラーメン屋を持つことが夢だった恋人が、
最後に作ったラーメン。
このラーメンに詳細な名前は付いていない。
それでも、私には強烈な印象を与えた。

エッセイスト料理家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』


そのラーメンは、ベースがインスタントの塩ラーメンで、
ラーメン鉢の底に入れておいたキャベツの千切りの上に出来上がった塩ラーメンを入れ、
その上にラーメンの麺が見えなくなるくらいの小葱の小口切りで蓋をし、
真ん中に焦がしニンニクをトッピングする、という作り方だったけれど、
白胡椒と岩塩で少しパンチを足して、グルっと混ぜながら食した。

!!!!

次回の宴の〆に決定。
狂おしいーーーーーっ‼

どうしても、どうしても。