腰痛に喘ぎ、腰痛に泣き、オリンピックとパイレーツオブカリビアンの一挙放送を観ている“しか”ない日曜日。
ピンポンとチャイムが鳴った。
よろよろと、消え入りそうな声でインターフォーンに出てみてみれば、ゆうぱっくをお届けにと声がする。
「はい、あ・・・ちょっと待ってねぇ。」と答え、対して広くもない玄関までの4歩が辛いわと、その床を見る。
杖が欲しい、杖が。
いや、それよりも這って行きたい這って・・・奥歯を噛み締め、これ以上力が込められないほど腹圧をかけ1歩を踏み出す。
うっ・・・・うぅ・・・、私は獣か?というくらい野太くて地獄の番人のような呻き声を発し、フーフー息を荒げながら4歩を歩く。
脇にも、額にも、首にも、背中にも汗が噴き出す。
私の不調は、配達員にも伝わるのだろう。
「だ、大丈夫ですか?どこかに置きましょうか?受け取れますか?判子は僕が押していいですか?」
全部任せたいけれど、この立っているところから動くのが大変だからお気づかいありがとうとお断りをして受け取る。
そしてその差出人を見て、いっぺんに辛さが遠退いた。

エッセイスト料理家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-ロータス

遠方の友人が、私が馬鹿みたいにいいなぁ~いいなぁ~とFBでコメントしたそれらと更にプラスαなプレゼントを小包みにしてくれていた。
痛くて、凹んで、寂しくて悲しくてやさぐれた心だった私に、ポッとぬくもりを灯してくれた。

気持ちが前向きになって、明るくなれたからきっと早く治ると思う。
そうしたら、私も思い切り心を込めて心を寄せて彼女にお礼をしよう。
本当に嬉しかった。
ありがとう。