高圧力・無重力という宇宙の過酷な条件下で生き抜いた、
強靭な生命力を持つ“無敵の乳酸菌”を使用したまさに無敵のスウィーツです。(by 美食街道(うまかいどう)

$エッセイスト料理研究家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-ヨーグルト1

この美食街道(うまかいどう)さんのひまわり乳業さんへのインタビューを読むと、
数年前、高知県内の有志が集まって「高知県宇宙利用推進研究会(通称/てんくろう会)」という研究会が立ち上がる。
高知県の資源を使い、宇宙を利用したビジネスを創出 できないか、という突拍子もない印象とはかけ離れたかなり真面目な研究会だ。
最初は酵母を宇宙に飛ばし、生き残った酵母を使って統一ブランドでお酒を造るというのが始まりで、
発足当初から名を連ねていたひまわり乳業の乳酸菌も宇宙へということになって、この宇宙を旅したヨーグルトが出来上がった、と書かれている。
その実行部隊、ひまわり乳業のサイトで確認すれば、行っていることは壮大なのにサラッと書かれていて、土佐っこの粋みたいなものを感じる。
ブログも土佐弁で書かれていてとても楽しく読むことが出来る。

地球初、宇宙を旅した乳酸菌で作った小さな90gの白い宇宙だ。
冒頭にも引用したけれど、その乳酸菌は高圧力・無重力という宇宙の過酷な条件下で生き抜いた、
強靭な生命力を持つ“無敵の乳酸菌”なのだ。

$エッセイスト料理研究家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-ヨーグルト2

(おや、表面に月がっ)

そして、“ノンホモジナイズド製法”といって、クリーム分が上部にぼわ~んと浮いている様は、肉眼でも宇宙体感をしているかのようだ。
そこにズブ・・・とスプーンを沈めると、ぬめりとしたレアチーズのようなヨーグルトが乗っかる。(あぁーーーっ、もっと文章表現力が欲しい。)
友人が、本日入荷分9個を全部お取り置きしていたうちの2個を譲ってくだすったから食せた宇宙。
これで今週の元気を手に入れたとほくそ笑んだのに、宇宙・・・月の土地を贈ったあの人のことを思い出してしまった。