先日仲良くしていただいているシェフとダイエットの話をしていた。
同世代のシェフとは、代謝の落ちた身体を絞るのは大変だと笑った。
きっと今の自分たちだったら、水だけで軽く1週間は持つねと。
そこにちょいと運動を加えて体温を上げれば、熱ショックタンパク質が若々しくしてくれるしねと。
自分を枯渇させても、自分にたっぷりと蓄えられた脂肪が我が身を守る。
残念だが、これは本当のことだ。
敵は空腹だけど、食にこだわらないと生きていけないねと。
もちろんお肉のタンパク源も大事、お魚のDHAも大事。
でも、野菜の大事さに比べるとその比率は落ちる。
人間の基幹エネルギーを考えると、その答えは野菜に行き着く。
私たちが食す陸に生息する命は、野に根を張り光合成をするものを食す命が大半を占める。
そして、野菜の一番の魅力は罪悪感なく食せるということだ。
それは食を楽しむ上でとても大事なことだ。
そんなことを深く広く考え始めると出会う。
熊本県産「JAS有機栽培」「無農薬栽培」「極別減農薬栽培」を扱う
「土のめぐみ」土田賢一氏とご縁をいただいて、ありがたくオーダーした。

$エッセイスト料理研究家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-土のめぐみ

送られた野菜はおまけも入れて8種類。
大根、青梗菜、ほうれん草、ルッコラ、人参、フルーツ玉葱、ミニトマト、スナップエンドウ。
野菜の説明と紹介、保存方法、野子菜子しんぶんなど、豆知識の情報も満載。
この野菜を送ってくれる「土のめぐみ」さんのブログやサイト、FB通りの
バラエティに飛んでいて楽しいラッピングだった。

泥を落として洗った大根。
葉っぱを思わずむしって食べた。
そのままむしゃむしゃと食べてしまうくらい止まらなくなった。
急いで葉と皮を使って、ささっと作れる2品でお昼ご飯に。

エッセイスト料理研究家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-ペペロンチーノ

大根の葉と皮のペペロンチーノ。
火を通してもしゃきっと歯ごたえがあって、パスタとも絡めたくなった。
油揚げと一緒にきんぴらにしても。
食しつつ、あれやこれやとレシピを頭の中で作ってしまう。

エッセイスト料理研究家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-お味噌汁

大根の葉と葱のお味噌汁。
火の通し方で、大根の葉の表情が変わって美味しくて楽しい。
柚子胡椒をポチョンと落として。

たぶん、こだわりを持って生きるためには食べる必要がある。
正しい野菜を