特定品目を欲すときがある。
今日は牛肉。
もう欲した瞬間、牛肉の香りが鼻腔をつつく。
牛肉の脂がじゅわ~と溶け出して、他の食材に香りと旨味をつけていく。
その過程が脳裏に写る。
そう言えば、最近牛肉を食したのはいつだったかしらと、
節電で薄暗く、BGMも流れていないスーパーの牛肉のコーナーへ向かいながら反芻する。
いつだったかしら。
この記事を書いている今も思い出せない。
それより、節電で薄暗く、BGMも流れていないスーパーは哀愁が漂っていつかの国を思い出す。
こんな感じどこかで、とデジャブに近いノスタルジーを感じる。
今度は、どこだったのかしらと、スーパーの景色をぐるりと見渡す。
明日は思い出すために、ノスタルジーの入り口を写真に収めてこよう。

$好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる-肉肉パスタ


肉肉パスタ。
トマトジャムを味のベースに。
牡蠣のオイル漬けのオイル、じゅんじゅんと赤ワインで煮た牛肉。
大満足。